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あの誘拐は、どうやら俺らの部隊に変わるところを、つまり交代の隙を狙われたようだ。 前任の警護部隊がミスった模様。 その前任部隊にすごく怒っていたな、四代目が。 愛の力とは恐ろしいほどに、殺気が放たれる説教とは怖いものだと再認識した。 俺に愛の力はいらぬくらいには、恋愛に辟易しておるがな。 その後、堂々と四代目は警護対象と結婚した。 いくらなんでも早すぎるのではないかと思うが……。 所詮は他人事。 俺自身の指針に触れなければいい。 「そろそろ、気を付けてねぇ。クシナさんがもうそろそろ臨月になるそうだから」 『もうあの警護対象は子持ちの人妻になるわけか』 時が経つのは本当に早いものだ。 「……時が来る」 『ん?どういうことだ』 ぼそりと呟いた瑠威に、注視していると彼女の横に光が生まれ始めた。 『……何の術だ?それは』 「ああ、違う違う。アルトゥが来たのよ」 【ほぅ。お前が、天空が連れてきた者か。お初にお目にかかるな。吾は六合。瑠威やこの世界では”アルトゥ”と呼ばれておる】 光が背の高い人物になった。 長い銀髪の男性で、何やら民族衣装を着こなしている。 『お前も神とやらか。なるほど、俺が苦手な匂いと雰囲気だ』 【そうか。お前は瑠威の記憶から見たが、神が苦手であったな。仕方なかろう】 『それでどうしてアルトゥは出てきたのだ?空は俺の家にいるが』 【この世界の者と約束していたことを守りに来ている】 『条件は?』 【”里の危機にのみ力を使う”。ただそれだけだ】 「とある者に宣言したからね。あーでも、それ言葉のあやも入れたでしょ?アルトゥは演算能力高いはずだから」 【そうでもせねば、この世界の平定などできぬ。吾が本気を出す時は……瑠威、お前が知っている”危機”の時のみだ】 「……結構シビアに行くわねー」 【運命を一つ動かすのに、いくらの労力がかかると思っておる。世の中、いや世界の理はそんなに甘くない】 『そうそう神がほほ笑むことはないか。次々に幸せが来るのは、ないからな』 「ガロは流石にわかってるよね~。だから神様って不幸しか与えんのよね~、聖書に書かれている神話とかそうじゃん」 『そういうお前もよく知っているな』 「一度はその不幸に負けた身だからねぇ。君は勇者に打ち破られたのだろうけど、私は自ら死したのでね」 『その時は弱かったのだな。今は結構強いが』 「こんだけ長生きしちゃうとねぇ。ああ、私これでも八十年は生きてるから。成長してるけどさぁ、一年分の成長が十年で、っていう理不尽な状況下だけど」 『時の神殿にでも行ったのか?』 「わぁお、懐かしい響き。行ってないけど、神域にいたことはあってるかな。ああ、君に渡した水晶はちゃんと持ってるかい?あれ自動防御壁出してくれるから」 『オートか。それは楽そうだ。お前は長生きしているようだが、俺の方が精神上は上だ。四天王くらいの立場から話せ』 「え、それ弱そう。嫌だから、君の隣くらいにしてくれ。それくらいの立場くらいであれば君の言葉くらいは聞いてあげるよ」 『食えぬ奴だ。だが、面白い』 アルトゥと名乗った男性は俺の嫌いな神の部類で、俺らの部隊の象徴みたいな位置になっているといっていた。 そして、本気を出せば恐ろしいという事も聞いた。 だが、この里の結界があまりにも強いものだとは聞いていなかった。 バチバチと音を立てて、巨体を防いでいる。 『どういう仕組みだ。俺ならばあのようなもの、全く持たないぞ』 「アルトゥ特製の結界だよ。まぁ、この里の人間は自分たちが作ったものだと勘違いしているけど」 『……チャクラの無駄遣いをしているのか、奴らは』 「敵を騙すにはまず味方からってね。んじゃ、行こう。あそこのお面野郎に」 巨大なそれを操っていると思わしき変なお面をつけた者に向かっていく。 移動していくのは俺ら以外にもいるが、他にもぐりこんだ敵に遮られ、簡単にそれらを屠っていく俺たちしか奴に近づいて行っていない。 ボスクラスの奴らや幹部クラスの奴を一手で倒せるのは俺らだけらしい。 それでも暗部か、といいたいがそれは忍びの在り方による性質ともいえるので、致し方なかろう。 瑠威が結界を越え、お面と対峙する。 「誰だ!」 「その言葉そっくりお返しする。集え、晶!」 一発目から水晶を使った術をお見舞いしているではないか。 あれは、瑠威が最初に見せてくれた特殊術の類。 アルトゥから強制的にもらってしまった力なのだそうだ。 この世界ではかなりレアのものだったらしく、血継限界とか血継淘汰という他には誰も居ない状態の能力だそうだ。 一斉に襲い掛かる水晶の群れに、敵はギリギリの位置でそれらを躱していく。 ほぅ、それを躱すか。 ならば。 『雷槍』 槍を取り出し、雷をまとわりつかせて敵に繰り出す。 それすらも敵は躱した。 チッ、感がいい奴だ。 「狼!適度にいなして後退!」 『了解した』 瑠威の言葉通りもう一撃してから、後退する。 すると、鉄砲水のような勢いのある水撃が敵に命中し、敵をかなり遠くへと飛ばした。 「アルトゥね!さっさと警護対象のとこへ戻るわよ!雑魚は他に任せる!」 『ああ』 確かにその方が先決だ。 俺らがいた理由だとて、四代目が命令したほかにはないし、縛り付けられるのは嫌である。 が、帰るとそこは血の海。 『おい!』 「くそがっ!!」 四代目と警護対象の生命徴候(体温・脈拍・血圧・呼吸・意識状態)を確認した。 どれも反応がない。 なんという事だ。 今の今まで、俺らの部隊は目的を挫かれたことはない。 が、このザマはどうだ。 情けない限りではないか。 かろうじて生きているのは、二人の子供と思しき赤子。 その手はあまりに小さかった。 少しだけ未熟児で生まれてきたようだ。 へその緒でさえ切れておらぬというのに、親を亡くさせてしまう不甲斐ない俺たちを許してくれ。 『いったいどういう事だ』 「それはこっちが聞きたいわよ!私達が離れたのは十分くらい、けどその間に……こんな」 『……傷はかなり深い。警護対象は刃によるものだな。四代目は何やら獣に突かれたような傷だ』 「それがどうし……!」 【裏をかかれた。面倒な】 何かに気をついた状態で固まる瑠威とガロ。 そこにアルトゥが現れた。 「!」 『誰にだ』 【同郷の、同じ部類の輩にだ】 「どうして……」 『嫌なのだろうな』 「!」 『俺はもともと悪だ。こういうことをする輩と同類のな。だからこそ、わかる』 「じゃあ……」 【瑠威。既に人払いと防音の結界を張った。思い切り話してよい】 『気が利く神だ。で、誰がこれの犯人か予測としては誰だ?』 「……………………ゾウ」 『ん?』 「たぶん、あいつしかいない。四代目、いや歴代火影を忌み嫌っていた、ダンゾウしか!」 【だろうな。瑠威の記憶の中でもかなり嫌な奴だった。それが吾らがいるというだけでこれだけ暴走する……】 「信念はあった!そういう奴のはずだ!だというのに、これだ。もうあいつを斬り殺したい!!」 【だが、もう一件残っておる。そちらはどうする?】 「起こしたくない!けど、それは驕りで……」 『人が死ぬのは嫌いか。八十年生きていても、所詮は人だな。俺がやるか?そうすれば瑠威の負担ぬならぬ』 「それも駄目!」 『ではどうする?』 しばし沈黙する瑠威。 どうやら思考が止まらないようだ。 【仕方ない。では、吾と天空で何とかすることにしよう。だから……】 四代目の死と、警護対象の死が発表され、多くの人々が涙にくれた。 その後、また三代目が火影の座に戻った。 次ページ:忌み子へ *あっさり死んでしまう両親。 ナルトごめんね、もっといい状況にしたかったけど、やっぱりこの二人は役目があるから他の選択肢がないんだ。 死んだと見せかけたかったけど、それじゃいろいろと崩れ去るからね……。 次からは本編になりますが、まだオリジナル続きます。
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・THE DAY AFTER DAY 第6話『終わりと始まり』 あの事件は、二年前の冬―― 北海道の市立病院で起こった。 静かに眠っていた病院を、黒い悪夢が襲った。 犬伏?「・・かーごめかーごめ・・かーごのなーかのとーりーは・・いーつーいーつーでーやーる・・ よーあーけーのーばーんに・・つーるとかーめがすーべった・・」 犬伏?「うしろのしょうめん、だーぁれ・・・」 ヒュッ!ズドッ! 男の声「うぎゃあああああああああああああああ!!」 そして、その殺人鬼が私の大切なものをうばっていった。 犬伏?「くっくくくくっ・・・。」 潤一「お母さん・・やだ・・・。助けてよ・・・。お母さん・・・。」 犬伏?「ふっふふふ・・。ひゃはっははは。くく・・はは・・・。」 ズドッ! 潤一「うああああああああああああ!!!」 Remember11CDドラマ THE DAY AFTER DAY 第6話『終わりと始まり』 スフィアのリビングで犬伏景子と向かい合った。 いいえ、違う。 目の前にいるのは、犬伏景子の中に潜む殺人鬼の人格。 犬伏「いーひひひひあーはははっ、あぁっはぁっ~~・・ぁぁお腹いたぁい・・っふふふふ。」 カーリー「ついにあらわれたわね、殺人鬼。」 犬伏「はぁ?何の話?私は殺人鬼なんかじゃない。」 カーリー「今あらわれてるのは殺人鬼の人格でしょ。加虐主義、悪魔の人格。」 犬伏「違うってばぁ。」 カーリー「優希堂君を突き落としたんじゃないの?! 犬伏「私にそんなこと出来るわけ無いでしょ。自分の部屋にずぅっといたもん。時計塔の上にのぼったことなんてないし。」 カーリー「ならば、なぜ笑っているの!」 犬伏「人が空から降ってきたら笑うでしょ?あっはははっ、死むぅ~っ笑いじむ~~。」 (ビンタ音) カーリー「笑うのを止めなさい!!」 犬伏「ぃったッ!何するの!?」 カーリー「あなたがやったんでしょ!嘘をつかないで!!」 犬伏「・・私が殺人鬼だったら、どうするの?・・・私のこと、殺す?・・殺すんだ?殺したいんでしょ?」 犬伏「今あんたすごい目してる。ギラギラ光った殺人鬼の目。」 カーリー「黙りなさい・・。」 犬伏「でもぉ、殺されてあげないっ♪殺人鬼に殺されるなんて、そんな最低な死に方まっぴら♪うっふふふ。」 カーリー「くっ。」 犬伏「どうせ殺されるなら、私のこと守ってくれるような人に殺されたいなぁ。・・やさしく、やさしく殺されたい。」 カーリー「矛盾してるわよ・・。」 犬伏「矛盾してるわよ・・。プッ・・あははははっっ」 カーリー「・・今の人格はなんなの?!殺人鬼の人格があらわれたんじゃないのっ?!」 犬伏「人格なんて変わって無いよ。私は私。最初から最後まで私は私のまま。」 カーリー「そんなハズはないわ。」 犬伏「どうして?」 カーリー「あなたはDIDよ!それは間違いない!」 犬伏「・・本人が違うって言ってるのに?」 カーリー「あなたは、DIDと認められて裁判で免罪になったでしょ!」 犬伏「ところにより、そんなこともあったでしょう~」 カーリー「2008年からDIDの検査には催眠試験が用いられるようになったわ。催眠状態にある人間は、嘘をつくことはできない!」 犬伏「ふむふむ。」 カーリー「あなたが多重人格であることに、間違いは無いはずよ!」 犬伏「うっふふ・・。」 カーリー「なにがおかしいの!」 犬伏「気にしないでぇ、思い出し笑いだから。あぁ、思い出し笑いをする人ってぇ、エッチだ。っていうよねぇ。」 犬伏「悟は、エッチな女の子嫌いかなぁ?」 カーリー「何を思いだしたって言うの?」 犬伏「えぇ~、あなたに言う必要ないしぃ。」 カーリー「答えなさい!」 犬伏「しょうがないねぇ~、特別に~、いいこと教えてあげりゅ♪」 カーリー「いいこと?」 (奇妙な音) 犬伏I?「たしかに、催眠状態では嘘はつけない。ふっ、いくら私でもそれは無理だ。」 カーリー「っ!?」 (奇妙な音) 犬伏F?「でもねぇ、催眠術師は嘘がつける。鑑定した医者も、嘘がつける。警察の人も、嘘がつける。」 カーリー「・・・あ・・・。」 犬伏F?「鑑定員の人、悟に似てて、ちょっとかっこよかったよぉ。」 カーリー「まさか・・あなた・・、鑑定員を誘惑して、鑑定結果を偽装させたの!?」 (奇妙な音) 犬伏?「うふふふっ。」 カーリー「あなたはDIDじゃないの!?犬伏景子という人格しか(奇妙な音)存在していないの?!」 犬伏G?「あっははははは。なーんちゃってー♪そんなわけないない♪ゆるしてぇ~冗談ナリ~♪」 (奇妙な音) 犬伏?「私はDIDよ。じゃないと死刑になっちゃうし。」 カーリー「真実は何ッ!?あなたは誰ッ!?あなたは何者ッ!?」 犬伏?「さぁ?私は誰?私はどこ・・?プッ、あははははっあははははっあははっ」 犬伏?「あぁ、そんなことより大事なこと忘れてない?悟をそのままにしておいていいの?」 犬伏?「雪の上に落ちたから、まだ生きてるかも。助けてあげれば?」 カーリー「っ!」 私は、優希堂君を助けに向かった。 カーリー「優希堂君!大丈夫っ!?」 優希堂「う・・ぅぅ・・・。」 雪に埋もれていた優希堂君を助けながら、私は思った。 犬伏景子という女、よくわからない・・。 本当にDIDなのかすら、よくわからなくなってきた・・。 カーリー「ほらっ、しっかりしてっ!優希堂君っ!」 (優希堂を運びだすカーリー) カーリー「ほら、ベッドに寝て。」 優希堂「ぅ・・ぁぁ・・。」 カーリー「骨は・・・、折れてないみたい。今、手当してあげるから。」 優希堂「・・すまない・・。」 カーリー「気にしないで。頭痛はない?吐き気は?」 犬伏景子のことがよくわからない・・。 でも、あの女が潤一を殺したことに、間違いはないのよ。 1月14日。あの子の命日に、必ず、犬伏景子に罪を償わせてやる。 必ず、この手で。 しかし、私は知らなかった。 優希堂君が時計塔から落ちたことが、合図だったなんて。 この出来事を境に、狂気に満ちた7日間が始まった。 そう、あの忌まわしい7日間が。 優希堂君の手当を終えた直後―― ???「ぅぅぅ・・」 私の耳に子供のうめき声のような音が聞こえてきた。 ???「ぅぅ・・ぅぅ・・」 カーリー「潤一・・?潤一なの!?」 ???「ぅぅ・・ぁぅ・・・ぅぅぅ・・・」 確かに声が聞こえる。幻聴じゃない。 私と犬伏景子と優希堂君しかいないはず。 私は、謎の声に導かれるように、スフィアの廊下を歩いた。 ???「ぅ、ぅぅ・・・ぁ・・・。」 声は、空き部屋から聞こえてくる。 おそるおそる、私は空き部屋のドアを開いた。 ???「寒い・・。寒いよう・・。」 カーリー「誰かいるのっ!?」 ???「助けて・・。助けてよう・・。」 カーリー「だ、誰っ?どうやってここに入ってきたのっ?」 ???「ゆに・・。楠田ゆに・・・。」 カーリー「楠田ゆに!?」 ゆに「飛行機に・・・HAL18便に乗っていたはずなんだ。でも、気がついたら・・。助けて・・。」 カーリー「・・どうして・・。」 ゆに「寒いよう・・・。」 カーリー「どうしてあなたがここにっ!こんなところにいるはずない!!いるはずないのよっっ!」 ゆに「何言ってるの・・?わけわかんないよ・・寒いよ・・・。寒いよう・・・。」 カーリー「あの事件の生き残りがどうしてっ!!!」 (ガチャーン) カーリー「・・っ!?今度はなにっ?」 キッチンから壮絶な物音が響いてきた。 私は悪夢にうなされているような気分で、キッチンに走った。 キッチンで、犬伏景子が倒れていた。 うめき声一つ立てず、ぐったりと横たわっている。 死んでる? 一瞬そう思った。 しかし、呼吸も、脈拍も、正常だった・・。 カーリー「人格・・Eなの?」 人格E。 エンプティとあだなされた五番目の人格。 鑑定にあたった医師たちの間でも謎とされていた人格だ。 意思のベクトルが剥ぎ取られたかのようなからっぽの人格。 完全なる虚無。それが、人格Eなのだと、解釈されている。 しかし、どうしてそんな人格が誕生したのかは、不明とされていた。 その時だった。 戸惑う私の耳に声が聞こえてきた。 犬伏のものでも、優希堂君のものでもない。 あの少年のものでもない。 不気味な、声! セルフは・・どこ・・・。 (終)
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オリジナルスタンド図鑑No.6041~6050 ■ No.6051 【案師】 ID GdZl34qI0 【絵師】 ID KjbkTs1Y0 【絵師】 ID 8dQN7det0 【スタンド名】 ヌジャベス 【本体】 黒スーツを纏った細身で強面の白人男性。 とある『調査会社』のベテラン調査員。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 戯画的な目の描かれたアイマスクを付けた人型スタンド。手首にいくつもリングを付けている。 【能力】 このスタンドが掌で『跡』を付けた場所と、このスタンドの掌を空間的に繋げる能力 『跡』は本体以外の人間には視認することは難しい(眼を凝らせば見える) 『跡』はいくつでもつけることができるが、付けてから時間の経ったものは自然に消えてしまう 掌を通して物体を『跡』の側に送ることが出来るが、掌よりもサイズが多少大きい物体だとしても、 無理やりねじ込むことで送ることができる 破壊力-B スピード-A 射程距離-D 持続力-B 精密動作性-C 成長性-B 【能力射程】 B ■ No.6052 【案師】 ID U8Vkvg3/0 【絵師】 ID pDq2zOcd0 【絵師】 ID A+c2UVwe0 【スタンド名】 ストレンジ・フルーツ 【本体】 ぽっちゃり系アイドル 趣味はお菓子作り、常に口の中に何か入っていないと落ち着かない 【タイプ】 近距離型 【特徴】 リンゴをモチーフにしたスタンド。便宜上のスタンドヴィジョン 【能力】 本体の食べた物を、本体と最後にキスした人間の胃へ転送する 破壊力-E スピード-E 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-E 成長性-E ■ No.6053 【案師】 ID BVsypwm20 【絵師】 ID KjbkTs1Y0 【スタンド名】 ムネモシュネ・ガール 【本体】 看護師志望の女子高生。聴診器の様なイヤホンを装着している。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 新聞紙で体を包んだような格好の女性型 【能力】 触れたものの「苦しみ」を忘れさせる能力。 触れたものの病気や怪我による苦しみを忘れさせて感じなくさせたり、 トラウマによる心の苦しみを忘れさせて精神を安定させたりできる。 一度に能力を行使できるのは1つの対象に対してのみ。 破壊力‐C スピード‐A 射程距離‐E 持続力‐B 精密動作性‐C 成長性‐A ■ No.6054 【案師】 ID BVsypwm20 【絵師】 ID KylT.e2M0 【スタンド名】 ソフト・レート― 【本体】 美人に恨みを抱いているカエル顔の女。 【タイプ】 範囲型 【特徴】 本体を中心とした半径3kmに出現する黒い水たまりのスタンド。 【能力】 触れたものをカエルに変える能力。 スタンドに触れているものを徐々にカエルに変化させていく。 カエル化の速度は対象の体内の水分量によって異なり、水分が多いと早く、少ないと遅くなる。 水たまりから出るか、水たまりを消滅させるかすれば、徐々に元に戻っていく。 なお、本体も能力の影響を受ける。 破壊力‐なし スピード‐なし 射程距離‐A 持続力‐A 精密動作性‐D 成長性‐D ■ No.6055 【案師】 ID opFLZ2FE0 【絵師】 ID KjbkTs1Y0 【スタンド名】 ラトル・アンド・ハム 【本体】 感情的で、嬉しいと叫ぶ、悲しくても叫ぶ、 痛くても叫ぶし、疲れてても叫ぶ。叫び倒し。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 体のあちこちにスピーカのついた人型。 口はもちろん、耳もスピーカー。シッポがあり、先っちょがマイクになっている。 【能力】 このスタンドを介した叫びは、 聴いた者に叫んだ者の感情や意思を体感させる。嘘の叫びであれば効果はない。 「熱ッチィィィ」の叫びなら聴いた者は熱くなる。 「痛ッてぇぇぇぇ」なら聴いた者は痛くなる。 動物の叫びをスタンドで介せば、動物の意思を知れる。 破壊力-D スピード-B 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-E 成長性-B 【能力射程】 音の届く所まで ■ No.6056 【案師】 ID pBssclgI0 【絵師】 ID KjbkTs1Y0 【スタンド名】 レイザーズ・エッジ 【本体】 「禁酒」や「禁煙」と同じ様な感覚で「禁殺人」を繰り返す殺人鬼 繰り返す、というだけあって毎回「禁殺人」は失敗に終わっている 【タイプ】 近距離型 【特徴】 刺々しい亜人型。頭頂部からヘソの位置まで亀裂があり、少し割れている 【能力】 殺意を『視覚化』させる能力 例えば本体が殴ろうと思えば、殺意が拳を模って相手に向かって振りかざされる その殺意の拳に実際の破壊力はなく、相手に触れることなく貫通する 言わばフェイントなのであるが、風切り音なども本当にあるかのように感じられる 何通りもの殺意の拳の中に本物の拳を紛れさせれば、どれが本物か判別できないだろう また銃を撃つ殺意や、ナイフなどを投擲する殺意は遠距離でも効果がある 破壊力-A スピード-A 射程距離-E 持続力-D 精密動作性-C 成長性-D ■ No.6057 【案師】 ID YzAh/rRaO 【絵師】 ID P8N5gRb.0 【スタンド名】 ディアベーテス・メリティス 【本体】 驚くほどの巨体で、自ら移動することはほとんどない。 常に何かを食べていなければ落ち着かない。 【タイプ】 遠隔操作型 / 生物型 【特徴】 全体に口がデザインされた巨大な肉球様スタンド。不気味。 【能力】 スタンドから特殊なガスを放出し、周囲の人間の血糖を激減させる。 エネルギー源である糖分を奪われた人間は動悸・冷や汗・めまいなどが現れ、 最悪の場合昏倒から死に至る。 なお、この症状は脈拍の早い人間ほど早く進行する(戦闘などで心拍数が上がると症状↑)。 スタンド名の由来はもちろん「糖尿病」である。 破壊力-D スピード-E 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-E 成長性-C ■ No.6058 【案師】 ID opFLZ2FE0 【絵師】 ID KjbkTs1Y0 【スタンド名】 ワン・ショット・ワン・キル 【本体】 髪型がツインドリルの少女。射撃が苦手。 【タイプ】 装備型 / 自動操縦型 【特徴】 スコープの着いた マズルローダー(火縄銃みたいなもの) 【能力】 当てたい対象をスコープで覗き、決める。 そのまま少し待つ。すると対象がロックオンされる。 後は、弾を発射すれば自動的に対象を弾が追尾する。 弾は飛距離の分、障害物に当たって生まれた衝撃エネルギー分、 威力とスピードがドンドン増す。追尾は対象にジャストミートするまで続く。 (カスったり、弾いたりでは止まらない) 弱点は単発式である事。 一発打ち出せば、後は銃本体で殴るかスコープで遠くを見る位しかできない。 破壊力-A~E スピード-A~C 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-E 成長性-C ■ No.6059 【案師】 ID 5mhSIWzq0 【絵師】 ID zckGUrC60 【スタンド名】 ファッション・モンスター 【本体】 新進気鋭のデザイナー 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 マネキンの様にのっぺりとした人型スタンド 【能力】 対峙した敵の深層心理を読み取り、それを反映した服をデザインして自らを着飾る。 その服を着て、読み取った相手が本能的に嫌う、 もしくは恐れるような言動をして惑わし、精神を狂わせる。 破壊力-C スピード-C 能力射程-C 持続力-A 精密動作性-B 成長性-A ■ No.6060 【案師】 ID qZAU3uf20 【絵師】 ID I48Qp4swi 【絵師】 ID 8dQN7det0 【スタンド名】 ブルー・タートル 【本体】 自分の昔話を聞かせることが大好きな老人。彼が語る昔話はどれも奇妙なものばかりだ。 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 電光掲示板のようなものを両手で持っている人型。フワフワと浮いている。 【能力】 あらゆる質問に「Yes」か「No」で答える能力 スタンドに向かって質問(明日は晴れるか?敵はスタンド使いか?等)をすると、 スタンドが持っている掲示板に「Yes」か「No」のどちらかの文字が表示される。 どんな質問でも(未来のことでも)答えてくれるが、YesかNoでは答えられない質問 (明日の天気は?敵のスタンドの能力は?等)には無反応で、掲示板も何も表示されない。 ちなみに質問はこのスタンドが見える人なら誰でもできる。 破壊力-E スピード-C 射程距離-A 持続力-B 精密動作性-B 成長性-C オリジナルスタンド図鑑No.6061~6070 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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発売したゲーム以外のページは作らないでください。 【ゲーム ウオッチ】の国内未発売作品は【ゲーム ウオッチ】/ゲーム、アーケードの国内未稼働作品はアーケードゲーム、ゲームハードの国内未発売はゲーム機一覧を参照。 おおよその年代 タイトル ハード 説明 1983 ドンキーコングJR.の音楽遊び FC 【ドンキーコングJR.】が鍵盤で演奏するゲーム。チラシなどで公開されていた。 1986 パルプス FCD ブロックでアルファベットを組み合わせてプログラミング言語を作るゲームとして発表されていた。 1986 【Gumshoe】? NES NES Zapper(ファミコン光線銃)対応。日本未発売。横スクロールアクションをガンシューティングで遊ぶという今見ても風変わりな作品。 1988 五目ならべ FCD 【五目ならべ 連珠】の移植と思われるが発売されなかった。 1988 【バルーンファイト】(FCD版) FCD FCDに移植予定だったが発売されず。 1989 Tetris(NES版) NES 国内のFC版テトリスはBPSが販売したが、日本国外では任天堂が発売した。ゲームボーイ版がベースだが、対戦モードがない、結果画面の音楽隊が任天堂キャラに差し替えられている等の違いがある。 1989 【To the Earth】? NES NES Zapper(ファミコン光線銃)対応。日本未発売。宇宙を舞台にしたガンシューティング。 1990 パンチアウト(Mr.ドリームが出る再販版) FC 日本では発売せず。しかし後に【どうぶつの森+】に収録され、以降のハードではバーチャルコンソールで販売された。 1990 【StarTropics】? NES 日本未発売。小さな島を舞台にしたアクションアドベンチャー。【Nintendo Entertainment System - Nintendo Switch Online】?に収録されているため、やろうと思えば日本国内でもプレイ可能。 1991 【Kid Icarus Of Myths and Monsters】? GB 日本では発売せず。しかし後に【ニンテンドー3DS】のバーチャルコンソールで英語版そのままで販売された。 1992 【Wave Race】 GB 水上レースゲーム。本作は日本で発売されなかったが、続編の【ウエーブレース64】は普通に発売された。 1992 【Super Mario Bros. Friends When I Grow Up】? PC マリオシリーズを題材にしたぬりえゲーム。 1992 【Mario Teaches Typing】? PC マリオシリーズを題材にしたタイピングゲーム。 1993 【メタルコンバット】? SFC 日本では発売せず。何故か公式HPはあるので日本語名は判明している。 1993 【Mario is Missing!】? NES/SNES 【ルイージ】が初めて主役を務めたことで有名な教育ソフト。 1993 【Mario s Time Machine】? NES/SNES/PC タイムマシンを使って過去の歴史を学ぶ教育ソフト。 1993 【Mario s Early Years! Fun with Letters】? SNES/PC 英語の基礎を学ぶ教育ソフト。 1994 サウンドファンタジーサウンド・ファクトリー 音楽工房 SFC 音楽ソフト。スーパーファミコンマウスとの同梱版が発売される予定だった。 1994 【Game Boy Gallery】 GB 【ゲームボーイギャラリー】の元祖となる作品だが、日本では発売せず。マリオキャラがいない。このソフトの影響で発売地域によってナンバリングが異なる。 1994 【Tetris Dr. Mario】? SENS テトリスと専用モードの部分のみ、日本では発売せず。テトリスと【ドクターマリオ(ゲーム)】のカップリング。2つのゲームでスコアを競う「Mix Match」モードがある。日本では【サテラビュー】?と【ニンテンドウパワー】向けにドクターマリオのみ配信された。 1994 【Wario s Woods】 SNES 【ワリオの森】のSFC版。日本国外ではNES版と同時にマルチプラットフォームで展開された。対戦モードが押し出されており、FC版とは異なるオリジナルキャラクターが登場し、ストーリーモードでは戦闘前に会話をするシーンがある。日本ではサテラビュー用に『ワリオの森 爆笑バージョン』と『ワリオの森 再び』としてローカライズされているが、そちらではストーリーモードが削除されている。 1994 【Zoda s Revenge StarTropics Ⅱ】? NES 日本未発売。『StarTropics』の続編。 1994 【Mario s Early Years! Fun with Numbers】? SNES/PC 数字を学ぶ教育ソフト。 1994 【Mario s Early Years! Preschool Fun】? SNES/PC 指定のオブジェクトをクリックする教育ソフト。 1994 【Wario Blast Featuring Bomberman!】? GB 日本未発売。『ボンバーマンGB』のローカライズ。ゲームタイトル通りに【ワリオ】が主役級の扱いで登場しているが、他はそのまま。 1994 【Hotel Mario】? CD-i ホテルに逃げ込んだクッパを倒すゲーム。 1995 【スターフォックス2】? SFC ほぼ完成していたが【NINTENDO64】の発売が迫っていたため開発中止に。しかしネット上にROMが流出したため一部の間では知られており、なんと【ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン】?に収録される形で正式に発売された。後に配信された【スーパーファミコン Nintendo Switch Online】にも収録済み。 1995 【ゴールデンアイ 007】?(SFC/VB版) SFCVB 元々はSFC向けに作られていたが開発中止により破棄。更にバーチャルボーイ向けに作り直されたが本体の不振でこれまた開発中止に。64にハードが移されたが二度に渡る開発中止で開発陣の士気は最悪だったという。 1995 G-ZERO VB バーチャルボーイ版の【F-ZERO】。マシンの名前が微妙に変更されている。VBの不振によりお蔵入りに。 1995 【Kirby s Avalanche】 SNES 日本未発売。『すーぱーぷよぷよ』のローカライズ。当時のぷよぷよシリーズのキャラクターが受けないという理由で、カービィの世界観に差し替え。【Super Nintendo Entertainment System - Nintendo Switch Online】?に収録されているため、やろうと思えば日本国内でもプレイ可能。 1995 【Mario s Game Gallery】? PC マリオを題材としたテーブルゲーム集。 1996 カービィボウル64 64 いつのまにかカービィのエアライドに変わっていた。 1996 カービィのエアライド(64版)/カービィエアライド 64 何度かスクリーンショットを掲載した後に64では開発中止となった。 1996 Killer Instinct 64 日本でも発売する予定があったが中止。 1996 ボディハーベスト 64 64のロンチタイトルとして作られていたが中止。 1996 【Mario Teaches Typing 2】? PC マリオシリーズを題材にしたタイピングゲームの続編。 1997 ポケットモンスター2 GB 全国を舞台とする予定だったが大幅に作り変えられて【ポケットモンスター 金・銀】となった。後にプロトタイプ版のROMが何故か流出して話題に。一部のポケモンの画像は【ポケットカメラ】に流用された。 1997 ミラーハウス コーンフレーク 64 コーンフレークを食べるために城を探索するゲーム。サンプルゲームとされている。 1997 クライマー(仮) 64 DMAスタジオ(ロックスター)が開発を担当していた。クリエイター(仮)というゲームに吸収された。 1997 バギーブギー 64 マシンがどんどん進化するRPG。【マリオアーティスト ポリゴンスタジオ】?に吸収された。 1997 【Tetrisphere】? 64 日本でも発売予定だったが中止された。 1997 Conker s Quest 64DD 【コンカー】が主役の3D探索アクションとして作られていたが開発中止。後に北米でレア社から発売されたが凄まじい内容に変貌していた。 1998 クリエイター(仮) 64DD 恐竜を育てるゲームだったらしい。【マリオアーティスト ペイントスタジオ】?に吸収された。 1998 スーパーマリオRPG2 64DD 【ポチ】が登場する予定だった。通常の64向けの【マリオストーリー】に変更された。 1998 TEO 64DD イルカとコミュニケーションを取るゲーム。任天堂とハドソンの共同開発で移植予定だった。 1998 【オリエンタルブルー 青の天外】 64DD 元々は64DD向けに開発されていたが、不調によりGBAに持ち越し。この時点で3部作構成予定だった模様。 1998 キャベツ 64 糸井重里によると「たまごっち」のようなゲームだったらしい。 1998 格闘ゲーム竜王 64 【ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ】のプロトタイプ作品。ワイヤーフレームのキャラクターが戦う簡素なものだった。 1998 ポケモンピクロス(GB版) GB 後に3DSで同名の【ポケモンピクロス】が発売したが特に関係はない。 1999 スーパーマリオ64-2 64 ルイージが出る予定だったらしい。 1999 スリッ駆ラジッ駆 64 ラジコンカーを操作するゲーム。結局開発中止に。 1999? ジャングル大帝 64 同名漫画のゲーム化。糸井重里によると「1年半から2年やって、もう少しでできる」というところで中止になったらしい。(参照) 1999 MOTHER3 豚王の最後 MOTHER3 キマイラの森 64 何度もサブタイトルを変えて発売欄に乗っていたが開発中止に。後にGBAでリリース。サブタイトルもGBAのストーリーで何となく察せられる。 1999 64ウォーズ 64 ファミコンウォーズシリーズの1作。GB版との連動予定があった。 1999 ウォール街(仮) 64DD 日本の金融モチーフにしたシミュレーションゲームであったらしい。 2000 【Dr. MARIO 64】? 64 日本未発売。後に【NINTENDO パズルコレクション】に収録。【Nintendo 64 - Nintendo Switch Online】?に収録されているため、やろうと思えば日本国内でもプレイ可能。 2000 ファイアーエムブレム64 ファイアーエムブレム 暗闇の巫女 64 「封印の剣」になった事を考えると「暗闇の巫女」は【イドゥン】のことか。 2000 エコーデルタ 64 18分の限られた時間で海底を探索するゲーム。 2000 【動物番長(ゲーム)】(64DD版) 64DD 64DDの不調によりゲームキューブにハードが移された。 2000 【Pokémon Puzzle League】? 64 日本では発売せず。【NINTENDO パズルコレクション】の【パネルでポン】は本作の手直し作品。【Nintendo 64 - Nintendo Switch Online】?に収録されているため、やろうと思えば日本国内でもプレイ可能。 2000 ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 勇気の章 GBC 当初は「力・知恵・勇気の章」の3部作予定だったが、開発が難航して宮本茂に「2作のほうが楽なんちゃう?」と助言された事によって、力・知恵を大地・時空へと変更。勇気はお蔵入りとなった。また、これとは別に「ゼルダ1」と呼ばれるものがもう1本存在していたらしい。 2000 【伝説のスタフィー】(GBC版) GBC 元々はGBC向けのタイトルだった。ファミ通64+(2000年10月号)によると既に開発度100%となっていたが、新規IPのためお蔵入りとなり、GBA向けに作り直された。 2001 ジャガーミシン刺しゅう専用ソフト KIRBY FAMILY GBC 【ジャガーミシン刺しゅう専用ソフト MARIO FAMILY】がコケたためか未発売。 2001 【ゲームボーイギャラリー4】? GBA 日本では発売せず。しかし後に【Wii U】?のバーチャルコンソールで日本語版が販売された。 2001 【ゲームボーイウォーズアドバンス】? GBA 長らく発売予定に残っていたが、日本では単品で発売せずに【ゲームボーイウォーズアドバンス1+2】?のカップリング作品として発売した。 2001 スーパーマリオ128 GC 128人の【マリオ】がうろうろするゲーム。元よりデモンストレーション用のタイトルだったと見られている。ピクミンは本作を元に作られた作品。 2001 スーパーマリオ2001 GC ゲームキューブの説明書にのみ記載されている作品。マリオがさらわれてしまい、ルイージ・キノピオ・ピーチ・クッパが協力して助けに向かうという内容。制作の話が一切出ないためタイトルだけの存在で企画自体が立っていなかった可能性が高い。マリオがさらわれるゲームはロンチで【ルイージマンション】が発売しており、中期以降の説明書ではルイージマンションに置き換えられている。小学館の学年誌では「ルイージマンションのダミータイトル」と推測されていた。 2001 ゲームボーイミュージック GBA 東京ゲームショウに出展されたもののGBAでは色々無理があってお蔵入りに。後に再開発されて【大合奏!バンドブラザーズ】となった。 2001 サーベルウルフ GBA レア社開発。後にTHQから日本国外で販売された。 2001 穴馬大作戦 GBA モバイルアダプタGBと連動した競馬ゲーム。 2002 コロコロカービィ2 GC GBAと連動するシステムが搭載されていた。Roll-o-Ramaというタイトルに変更される。 2002 星のカービィGBA GBA 当初はオリジナル作品が作られていた。【星のカービィ 夢の泉デラックス】にドット絵が流用された。 2002 Roll-o-Rama GC コロコロカービィ2のタイトルが変更。結局未発売となった。 2002 ステージデビュー人間コピーまねビト GC GBA用カメラ「GAME EYE」(まねビトカメラ)を使って顔写真を取り込み、取り込んだ人間を元にしてアバターを作るゲーム。【マリオアーティスト タレントスタジオ】?の「いろんなタッチをよくばりすぎた」という反省点を活かしてアクセ等のカスタマイズ要素を増やして制作されたが、キャラを作って何をやるのか分からなくなって開発中止に。【Mii】と【Wii Sports】?でようやく実を結んだ。 2002 GAME EYEまねビトカメラ GBA ↑のゲームで使う予定だったGBA用カメラ。同時にお蔵入りに。 2002 バドランド(仮) GBA HAL研究所開発。戦略マップと対戦格闘アクションを組み合わせたゲームだったらしい。 2002 ルナブレイズ GBA HAL研究所開発。モンスターを集めて育てるゲーム。 2003 ディディーコングパイロット GBA フライトレースゲーム。レア社の売却により開発中止に。北米では「バンジョーパイロット」としてリリースされた。 2003 【ゲームボーイウォーズアドバンス2】? GBA 日本未発売。『ゲームボーイウォーズアドバンス1+2』にカップリング作品として発売した。 2004 ドンキーコングレーシング GC 【ドンキーコング】達がアニマルフレンドに乗るレース作品。後に【ドンキーコング たるジェットレース】が発売したが関連性は不明。 2004 カスタムロボGX2 GBA 何度も作り直したため、作品としては「GX5」に該当する内容だったらしい。DS向けに作り直されて【激闘!カスタムロボ】?となった。 2005 【Geist】?(ガイスト) GC E3で公開されたが日本では発売されていない。 2005 星のカービィ(仮称) GC ヘルパー制を採用した4人用アクションゲーム。【毛糸のカービィ】が発売した後に消滅した。 2005 星のカービィ(3D版) GC 表には公開されずに作られていたプロトタイプ。【星のカービィ Wii】の社長が訊くで公開された。 2005 Project H.A.M.M.E.R. Wii Wiiリモコンをハンマーに見立てて操作するゲーム。2008年頃には発売リストから消滅した。 2006 【スーパーペーパーマリオ】(GC版) GC 元々はGCで発売される予定だったが、急ピッチで作り変えられて下記の『ドンキーコング たるジェットレース』と共にWii向きのゲームになった。 2006 【ドンキーコング たるジェットレース】(GC版) GC 元々はGCで発売される予定だったが、急ピッチで作り変えられて上記の『スーパーペーパーマリオ』と共にWii向きのゲームになった。元々はタルコンガ対応作品だった。 2006 【Elite Beat Agents(ゲーム)】 DS 【押忍!闘え!応援団】の北米ローカライズ作品だが、基本となるゲームシステム以外(楽曲やキャラクター等)は北米に合わせて全て差し替えられている。改良版としての側面もあり、スキップ等の仕様は【燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2】に引き継がれた。スマブラではキャラクターがシールやスピリッツという形でいくつか収録されている。 2007 ニンテンドーDS向けの似顔絵ソフト DS Miiの原型となった「こけし構想」の開発プロジェクト作品。これ自体は商品化に至らなかったが、似顔絵チャンネルやMiiの原型となった。 2007 【Diddy Kong Racing DS】? DS 日本では発売せず。 2008 コズミックウォーカー Wii 任天堂カンファレンスで公開された後にいつの間にかタイトルが消えていた。 2008 100語でスタート!英会話 Wii 同名のTV番組のゲーム化。任天堂カンファレンスで公開された後にいつの間にかタイトルが消えていた。 2009 【Metroid Prime Trilogy】? Wii メトロイドプライム三部作のオムニバスソフト。全作品がWiiリモコンとヌンチャクの操作に対応している。日本未発売だが、日本ではその代わりに『Wiiであそぶ メトロイドプライム(同2)』が単品で発売されている。 2009 Wiiバイタリティーセンサー Wii 2009年のE3で脈拍を計れる周辺機器として発表。しかしそのまま続報は出ず、2013年の質疑応答で測定に問題が生じた事が語られている。【リングフィット アドベンチャー】?には脈拍測定機能があるが、IRカメラの測定方法にこれで培われた技術が関連しているのかは不明。 2012 【Pokémon TCG Online】? PC/スマホ 【ポケモンカードゲーム】?のデジタル版。日本向けでは未配信。 2014 Project Giant Robot WiiU 巨大ロボットが戦うゲーム。【Nintendo Labo Toy-Con 02 Robot Kit】?で使う予定だったロボットの一部が再利用された。 2014 Project Guard WiiU Wii U ゲームパッドとテレビ画面が非対称の防衛ゲーム。【スターフォックス ガード】?に変更された。 2019 【Pokémon Tower Battle】? PC/スマホ Facebookで配信。「どうぶつタワーバトル」のポケモン版。製作者監修。日本向けには未配信。 2019 【Pokémon Medallion Battle】? PC/スマホ Facebookで配信。ポケモンのメダルを出し合って対戦するTCGのようなゲーム。日本向けには未配信。 2021 【Pokémon Trading Card Game Live】? PC/スマホ 『Pokémon TCG Online』の後継作。データ移行可能。日本向けへの発表はなし。 2023 【Advance Wars 1+2 Re-Boot Camp】? Switch 『ゲームボーイウォーズアドバンス1+2』のリメイク。日本向けへの発表はなし。2022年発売に延期した後、ロシアのウクライナ侵攻が始まって以降は発売未定となった。その後、2023/04/21にようやく発売。 コメント 青の天外も元は64DD向けに開発されてたと言われていますが、どうなんでしょうか? - シグナ (2021-09-12 07 56 29) 入れて良いと思います - よしこう (2021-09-12 08 48 56) 「project hammer」や「geist」、「コズミックウォーカー」ってのも昔ゲーム雑誌で見たけど記載するならここになるのでしょうか?(コメント場所違っていたらごめんなさい) - 名無しさん (2022-02-27 20 06 22) ここに記載してください。 - よしこう (2022-02-27 20 10 34) 名前 全てのコメントを見る
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(消失を読んでない方は、ネタバレ危険です。一応) 私の選んだ人 第5話 「:古泉一樹」 一樹の体を触診していた私は、あまりにも酷いソレに気付いた。 ……彼は助からない…… 私の中で何かが弾けたような感覚と共に、世界が静止した。 私が正気に返るまでに掛かった時間は恐らく1秒以下だった筈。でも、その間に自分の頭から完全に血の気が失せていた事に気付く。 恐ろしい予感と気配、そして貧血性の眩暈を感じながら、一樹の顔を確認する。 私の首は、焦る私の意識に反して緩慢な動きしかしない。地面が揺れている。 ……しまった。 一樹が目を開けている。私の顔色に気付かれた! 私自ら彼の生き残ろうとする気力に止めを刺すような事を……。 こうなる事を恐れ、救護班を押し退けてまで私がやったというのにッ! 悔恨の念、自責の念が押し寄せてくるのを、私は唇を噛み締め、手首に爪を立てて、痛みで脳の覚醒を図り、振り払う。 落ち着け、落ち着くのよ。私。 今は既に犯した過ちを悔やんでいても仕方が無い。自分を責めるのは後。今私には成すべき事がある。 一樹はまだ生きている。最後の1秒まで、諦めてはいけない。 私は、自分の弱い心をフィルターに掛ける。取り乱すのは、一樹が死んだ時でいい。 意識して呼吸を整え血圧を高めると、フラつく足を無視して立ち上がり、少し離れて救護班の1人に手招きする。 救護係は素早く私の前まで来ると私の口元に耳を向けた。彼も理解しているのだ。私がこれから言う言葉を決して一樹に聞かれてはならないという事を。 「肋骨が6本折れ、破裂した内臓が多数交錯している。脊髄も損傷していると思う。これでは閉鎖空間消滅まで持たない。外傷の応急処置が済んだら、モルヒネを3本打ってから外へ運んで。動かす時には折れた肋骨を肺に刺さない様に細心の注意を。でも早くして。1秒でも」 背後で、今日最初の1体目の神人が崩れ落ちる。 あれは一樹の手柄。 もし死ななければ彼はまた階級が上がるだろう。 もし死ななければ。 「私のここでの任務は終った。負傷した部下に付いて行く。後の事は任せると伝えて」 私と同格のアナリストにそう告げると、彼は無言で頷きながら、担架に乗せられた一樹に目をやる。 が、彼はすぐに顔を逸らした。その顔には明確な諦めの色が浮いている。 でも、私はまだ諦めていない。 私は鬼。だからあなたをこんな簡単に楽にはさせない。 「古泉、1秒でもいいから長く頑張りなさい。そうすれば私が必ず助ける」 私がそう言うと、一樹は少しだけ目を開けてゆっくりと私に微笑みかけ、また瞼を閉じた。彼の眉間には深い皺が刻まれている。彼の身体がシャットアウトしていた突然の多過ぎる痛覚情報が、今彼の脳に向け押し寄せている。モルヒネ3本でどれだけ緩和できるだろうか。痛みによるショック死だけは避けなければ。肋骨が肺に刺さるのもまずい。そうなると仰向けているだけで肺に流れ込む血液に因って溺死してしまうから。でも腹部損傷も激しく脊髄も損傷している為、横臥させる事も出来ない。彼がもし咳を始めたら、高確率で、詰む。 「古泉一樹!」 ……意識が既に混濁しかけている。良くない兆候。 「急いで担架へ」 既に朦朧としている一樹を丁重に慎重に担架に乗せる。 涼宮ハルヒの精神が今すぐ安定してくれたら、もしかしたら閉鎖空間消滅がギリギリ間に合うかもしれない。でも、今賭けるべきなのは、その可能性じゃない。 残り時間を予測し、細かく震える指で時計を確認する。一樹の血液に塗れぬるぬると滑る。……見辛い。 救護班の2人が、一樹の乗せられた担架をタイミングを取って持ち上げ、空中で静止して待つ能力者二人に手渡した。 私達が外へ出ると、待機していた新川がすぐに異変に気付いた。彼は黒い偽装タクシーのエンジンをかけると飛び出し、素早く後部座席両側のドアを開ける。地平線へ半分隠れた西日の赤い光線が、太陽の無い世界から帰還した私と担架を運ぶ能力者達の目を直接射る。強く吹き付ける生暖かい風が私の髪を散らし顔を打つ。 新川に声を掛ける。 「ヘリは?」 「既に帰投」 こんな時に限って…。 「多丸は?」 ならば警察車両の方がまだタクシーよりは速いが、もし近くに居なければ仕方が無い。 「私の方が速い。しかし一体どちらへ?」 新川の疑問は当然。本来ならば、手術で助かる様な怪我なら閉鎖空間内に留まった方が生還率が高くなるのだから。 「長門有希の所へ」 「そ、本気ですか?……いえ、この様な時に、些か愚問に過ぎました」 「急いで」 無言で頷いた新川と救護班が一樹を後部座席に担架ごと運び込み固定する間に、一樹の意識がどうやら一時的に回復したらしく、動かされる度に風の音の様な呻きを上げている。顔が苦痛に満ちている。全く動かなくなった彼の左手とは対照的に、右手は何かを求めるかのように虚空を掴んでいる。 その手が、私の心臓を直に掴んでいる様に感じる。 新川が私の耳元で囁いた。 「残り時間は?」 私も小声で返す。……余り意味はないかもしれないけど。 「恐らく、限界まで持って20分。私の勘では14分は持たない」 新川が何かを言いたそうに一瞬口を開きかけた。が、そのまま閉じると顎を引き締め、作業に戻る。 新川が驚くのも無理は無い。確かに時間は無い。でも、それよりも長門有希に助けを求める事自体が、機関の人間なら有り得ない選択。 情報統合思念体と機関は今SOS団を介して一時的に休戦条約を結んではいるものの、基本的に相容れない立場にある。機関は「涼宮ハルヒの永遠の現状維持」を求めて行動しており、情報統合思念体は「進化の可能性となり得る鍵を涼宮ハルヒから引き出す」事が最終目的だから。ただ、私は情報統合思念体ではなく、長門有希自身に、一縷の希望を抱いている。 助手席に乗り込み、衝撃を与えないよう慎重にドアを閉める。 一樹の体の固定作業を終えた新川も、運転席に素早く身を沈め、なるべく衝撃を与えないように足で抑えながらドアを閉める。 車はスムーズなスタートを切り、景色と、一樹を運んで来た2人の攻撃能力者達の暗く沈んだ顔が一気に後方へ遠ざかる。一樹の死を確信している顔。 身体を捻って後部座席へ寝かされた一樹を見ると、歯を食いしばり、夏でも涼しげな顔をしている彼の顔に見慣れない汗がびっしりと光っていて、ありありと激しい苦悶の表情を浮かべたまま、また意識を失っている。 今の内に本部に連絡しないと。 携帯から緊急ラインへ発信すると、いつもの様に1コールを待たずに繋がり、感情の起伏が感じられない低い男の声が流れて来る。 『森園生、どうした』 「古泉一樹が神人の攻撃を受け危篤状態。恐らく13分以内にTFEI長門有希の助力を得られなければ助からない。私はこれから古泉一樹を連れ、長門有希の住むマンションへ向け移動する。長門有希が在宅中か確認したい」 『そのまま待て』 電話の向こうでキーボードを叩く音。 『確認した。TFEI長門有希は12分前に帰宅している。その後外出した形跡は無い』 「了解。では、長門有希の住むマンション前に救急車両1両と人員の緊急手配を申請する。それから新川車両の緊急車両化、長門有希に対しての状況説明を申請する。長門有希を、こちらの到着前にあらかじめ救急車両脇で待機させるよう、手配して欲しい」 『3点の申請を受理する。だが1つ留意点を先に述べる。言うまでもなく我々には古泉一樹と引き換えに情報統合思念体と交換する物はない。そのように動け』 「了解。通信を終える」 長門有希は、間に合いさえすれば間違いなく一樹を救おうとしてくれる。でも、問題は、彼女も情報統合思念体の意思には逆らえないという事。 だからこれは当然予想された注意事項。でも実際に言われるとその冷酷さに内心憤る。が、今はそれを抑え込む。冷静を保たなければ。 すぐに携帯にメールが着信した。「新川車両の緊急車両化」 これで目前の信号は全て青になる。制限速度超過で止められることも無い。この車の進行方向から警察車両は全て移動させられるから。 「新川、来たわ」 「はい」 新川がアクセルを踏み込む。 少し余裕ができた。まず落ち着かなければ。 今私が落ち着かなければ、一樹は絶対に助からない。 深呼吸し、自分の肉体の状態を正常に戻そうとするが、うまくいかない。震えが止まらない自分の手を見て、付着した血が乾き始めているのに気付く。手を拭く事を完全に失念していた。 これが、鬼と呼ばれ恐れられる女なの?フフ……。 手や、血が付いたまま触れてしまった物を拭っていると、また携帯メールが着信。「警察車両が先導する」すると前方に1台のパトカーが徐行しているのが見えた。 「アレの先導に従って」 「かしこまりました」 こちらがそのままの速度で近づくと、そのパトカーは回転灯を光らせサイレンを鳴らし、一定の距離を取って加速する。 それに合わせ新川がアクセルを更に踏み込み、本来ならば高速道路ですら直ちに捕まるような速度に達する。 「新川、到着までは?」 一瞬だけ考えた新川は、今の私と同じ抑制された声で答える。 「……あと8分から9分」 その時間だと、到着してからの余裕は最悪2分程度しかない。 しかも、一樹の気力がそれほど持たない可能性もある。 ……なんとか一樹を力付けなければ。 私は振り返ると、担架から零れた一樹の右手を取った。 少しだけ目を開けた一樹が、無理に笑おうとする。 いつから気が付いていたの? 何か声を掛けなければ。でも、「咳をするな」とは、口が裂けても言ってはいけない。彼に咳をするという選択肢を意識させてはならない。 一樹は苦痛を必死に隠し、無理矢理私に笑い掛けようとする、油汗に塗れた彼の醜い笑顔。 それを見た私の胸が酷く痛む。 まるで狂った猫を飲み込んだかの様に内側から掻き毟られる。それを抑制……しきれない。 「無理するんじゃない。あんたは必ず助けるからっ、今は気絶でもなんでもしてなさい!」 自分の声が震えていたのが判った。 そしてそれに気付いた新川がチラッと私の顔色を覗った。 無理するなと一樹には言ったものの、無理しているのは私も同じ。 さっきから手の震えが止まらない。 それを一樹に悟られないよう握る手に力を込めると、一樹はそれに答えて手に力を込める。 でも、私は彼の手から生まれたてのヒヨコぐらいの力しか感じない。それぐらいの力しか、もう残されていない。 それでも、彼は無理にでも、震える手に力を込めようとする。 彼の目は、こう云っている。 ……「僕は大丈夫」と。「信じています」と。 私を、安心させようとしてる。 急に一樹の手から力が失せた。また失神したようだ。 信じる?ええ、知ってるわ。あなたは私を信じてる。信じ切ってる。盲目的に信じている。 私を、安心させようだなんて……どこまでもバカな人。 一樹の手を離した私は前を向き、到着まで目を瞑り、呼吸を整え、精神を統一する事にする。 彼の手を握ったままでは、私の心はきっと静まらないから。 「そろそろ到着致します」 新川の声で目を開けると、目の前を走るパトカーとの車間がかなり狭くなり、速度も落ちていた。 救急車の回転灯の赤い光と交互に訪れる夕闇が、周囲に緊迫感をチカチカと振り撒いている長門有希の住むマンションの前に到着した時、一樹は意識を失ったままだった。既に脈の圧力はかなり弱くなっている。タイムリミットが近い。 新川が車を停止させるのももどかしく、私は飛び出し辺りを見回す。 居た。 何故かスーパーのロゴがプリントされた不透明な白い袋を右手に提げた長門有希が、救急車の横にポツンと立っている。 私は彼女の元へ走る。背後では移動式担架を予め外に出し待機していた救急隊員達が、無駄のない動きで一樹を救急車の中に移動させようとしている。 私はこの小さな制服姿に宿る巨大な知性と、そこから繋がる宇宙規模の叡智に、これから1人で立ち向かわなければならないだろう。 情報統合思念体が、機関に対し無償で快くボランティア活動を引き受ける事を期待するのは間違いだ。私は今やっとスタートラインに立ったに過ぎない。 私は彼女の手を取ると、救急車に乗り込み、救急隊員全員に外に出てドアを閉めるように促した。 彼らは救急隊員でもあるけど、全て機関の人間。 何も言わずに淡々と降りると、全てのドアを堅く閉ざした。 器具や一樹の寝かされたベッドに挟まれた細い通路。 病院と同じ薬品の臭いが鼻を突く。 私は一つ深呼吸をしてから、振り返り、長門有希の目を覗き込む。 彼女も私の目を見返す。お互いの目を見つめ合う。 私は一樹の脈拍が測れるよう、左手で意識の無い彼の右手首を掴む。 脈が不整。間隔もかなり長い。心拍停止寸前。 今は彼の顔は見ないようにする。 冷静を保たなければ。 今、彼を守れるのは私だけ。 無表情を維持したままの長門有希は、ゆっくりと一樹の寝かされたベッドの方へ向き直ると、スーパーの袋からステーキ用の骨付き牛肉を取り出し、包装を破り、プラスチック製の皿ごとベッドの上に置いた。そしてまたゆっくりと身体をこちらに向け、私の目を凝視する。 そしてそのまま私が話し始めるのを待っている様だ。 私は自分の呼吸を意識しながら、言った。 「先ず確認するけど、一樹を治すのに掛かる時間はどれぐらい?」 彼女は答える。 「約4.1326秒」 一呼吸置いて、私は本題を切り出す。 「……古泉一樹を治して」 それに対し彼女はこう返す。 「我々への対価は?」 私の返事は決まっている。 「何も無い」 彼女の立場もまた、決まっている。 「情報統合思念体は、何らかの形で対価を要求している」 予想していた展開。情報統合思念体はこの機会に乗じて機関に対しアドバンテージを得ようとするだろう。と考えていた。それが現実になったに過ぎない。でも今は押し問答をしている場合じゃない。 「それなら、対価は一樹が治ること」 「それでは対価とは言えない」 「利害が一致する。という事で手を打って頂けないかしら?」 「対価を支払うならば、協力する」 途切れがちだった一樹の脈拍が完全に沈黙した。 腕時計の秒針を確認する。 彼を彼たらしめる為の脳。その脳の死へのカウントダウンが始まってしまった。 もう1秒も無駄にできない。 機関が知り得た情報により、TFEIが他人の記憶情報をほぼ制限無く改竄可能な事は判明しているが、脳死した人間を元のように治せるのかは知らない。完全には出来ないのではないか。と、私の勘は告げている。記憶では無い部分、人格を形成する部分について、もし思い通りに改竄可能ならば「鍵」をいじってしまえば思い通りに涼宮ハルヒを動かす事ができる筈だから。 ただ1つ例外がある。一樹の報告にあった、昨年12月の我々の知らなかった事件が真実だと仮定すれば、涼宮ハルヒの力を長門有希が利用すればそれは可能だろう。しかし、情報統合思念体がそれに許可を出す可能性は無いと私は見る。長門有希を完全に信用するにはリスクが大きすぎる筈だ。 つまり、これで私には制限時間が出来たという事。それもかなり短い。 対する情報統合思念体には何の制限も無い。 交渉するにはこちら側が圧倒的不利な状況。 心拍停止から、1秒経過。 「あなた方の提示する、我々の差し出すべき対価とは?」 「あなた方がTFEIと呼称する、有機ヒューマノイドインターフェースの活動に今後一切関知しない事。もしくは研究用媒体として有能な個体を1体提供する事。それには、森園生、貴方が望ましい」 ……そうきたか 「私をお望み?でも、本当に私が欲しいのなら、とっくに全てを書き換えて中身を入れ替えている筈じゃない?」 「私達に取って貴方の容姿や立場に特別な価値など無い。私達が欲しいのは貴方の生体由来部分、特に感情の制御データ。貴方の意識が貴方の肉体に宿った状態での協力が必要」 脳に酸素を送るため、私は若干過剰気味に深く呼吸をする。 そして私は集中する為に、彼女の言葉、自らの思考、経過時間以外の不必要な情報からのノイズを意識のフィルターに掛け、一時的に思考から遮断する。 私の意思は決まっている。一樹を死なせたくない。 情報統合思念体の思惑は解った。 では、長門有希はどう考えているのだろう。唯一の希望は彼女にある。彼女の立場になってこの状況を再考しなければ。 長門有希から見ても、『機関がTFEIの活動に今後一切関知しない』との条件は、機関そのものを揺るがす制限であり、もし今ここで私が機関上部へ申請しても、結果が手遅れになる前に間に合う可能性すら皆無。私に考える時間を1秒でも浪費させる為のブラフと見て間違いない。 しかし私がもしもう一つの選択肢を取り、機関からの命令を破り情報統合思念体に協力すれば、どちらにせよ私は機関に消される。それも長門有希には解っているだろう。 つまりこれは、一樹の命と私を交換する。という申し出。 そんな事を一樹が許す筈が無い。相手が誰であろうと自分の命を救うために誰かが犠牲になる事を良しとする一樹ではない。その上、私に対する一樹の音声や脈拍、瞳孔の伸縮、視線、表情筋の動きの微細な変化、もしくは彼の記憶そのものを通して、彼の私に対する「感情」に彼女が気付いていない筈が無い。 でもこの提案を受ける事自体は可能。意識を取り戻した一樹が後で何を言っても、情報統合思念体は交わした契約の対価の権利だけを放棄したりはしないだろう。ただ、自らの意思の埒外で私の代わりに生き残される事を強要された彼と、情報統合思念体の意思がどうあれ、結局その提案を私にした長門有希との間に、致命的な亀裂が入る事は疑うべくも無い。 そもそもSOS団の現状維持に反する事を長門有希が求めるだろうか。私はそうは思わない。 つまり、彼女から提示されたこの二つの選択肢には正答が無い。彼女の真の狙いは何か。見誤ってはならない。 長門有希は、間違いなく、SOS団が現状を維持する事を願っている。 一樹を治したい筈。一樹の隣に置かれたTボーン・ステーキがそれを告げている。あれで一樹の欠損した肉体を補うつもりなのだろう。そもそも本気で交渉するつもりならば、彼女は先にアレを取り出したりはしない。アレは一樹を治したいという彼女の意思表示。 恐らく、2つの対価の提案の大筋は情報統合思念体の意思。 ただ彼女は対価を得る事を良しとしていない。彼女は、対価を得る事が後の機関と情報統合思念体の関係性に軋轢を生じさせ、それがSOS団のバランスが致命的に崩れる方向に作用し、結局涼宮ハルヒの精神の安定を保てない状態になる事を懸念しているに違いない。だから提案の肝心の部分を調整し無効化する事で私にメッセージを送っている。正答は別にある。と。 彼女は私と同じ。所属する組織の意向に従わざるを得ないだけ。だから彼女は形ばかりの要求をした。 何も交換無しで一樹を治す。それが彼女に取っての唯一の正解。 つまり、彼女からのメッセージは、「対価を何も支払わなくとも、情報統合思念体が長門有希に対し一樹を治す許可を出さざるを得ない状況を生み出す方法がある」という事。それは情報統合思念体には弱みがあるという意味。長門有希は私にそれを突けと云っている。 でも、弱み?おかしいわ。 私にはタイムリミットと言う明確な弱みがある。私が譲歩する側でなければ辻褄が合わない。 私の弱みであり、情報統合思念体に取っての強み。 タイムリミット。 では、情報統合思念体に取っての弱みで、私の強みは? 辻褄を合わせる。 そう。…そういう事なの。 理解したわ、長門さん。あなたからのメッセージを。 心拍停止から、15秒経過。 私は意識してゆっくりと言う。 「フッ。ならば交渉は決裂ね。SOS団という交錯した天秤の1辺である彼には、まだあなた方にも利用価値がある筈よ?残念ね」 彼女もまた、自分のペースで淡々と話す。 「我々は涼宮ハルヒと、その鍵である「彼」の観測のみを必要としている。涼宮ハルヒ周辺のバランスが崩れる事が齎す影響が、我々に取って必ず悪い方向へ作用すると判断する根拠は無い。因って、あなた方の一員である古泉一樹を救うには、我々は我々の状況を改善するに役立つ対価を要求する」 「しかし、状況が必ず悪くない方向へ進むと断定できる程の論拠もまた、無い。事態が悪化する可能性は捨て切れない。あなた方は、軽薄な行動を禁忌すると私は理解している」 「まさしく。しかし、古泉一樹の命を救う事が軽薄な行動でないとどうして言えるのか。古泉一樹の死によって、涼宮ハルヒが起こす可能性のある環境情報への干渉が、我々の求める物ではないと何故断言出来るのか」 私はこう切り返す。 「あなた方はその可能性を考慮していない。もし可能性があるならば、あなた方はそもそも交渉にすら応じない。寧ろあなた方自ら、古泉一樹の命を奪うでしょう。因って、私はそれはあなた方が求める物では無いと断定する」 「……」 それに対し彼女は何も言わない。 私は追い討ちをかける。 「現状を維持することが、私達機関の願いであり、また、SOS団5名の総意でもある筈。……涼宮ハルヒの願いでもあり、「鍵」である「彼」の願いであり、……長門有希、あなた自身の願い。そうよね?」 「……」 彼女は言うべき言葉をもう持っていない。 私も、言うべき事は全て言った。 自分の意識に掛けていたフィルターを全て取り除く。急に自分が弱くなった様な気がして寒気が背筋を這い上がってくる。……本当は、自分は何も変わっていないのに。 私達は、無言で相手の目を見合う。 無表情な長門有希は、静かな、波一つ無い新月の夜の海のような瞳で、私をただじっと見つめている。 その目に見つめられていると、心を全て見透かされているように感じ、私の胸の中にモヤモヤとした霧が広がる。 ……彼女と私はとても似ている。立場も、生き方も、他人の内面を読み取るという点も。私の前に立つ人は、きっとこんな気持ちになるのね。平静を失うのも無理ないわ。私も落ち着かない気分になるもの。でも、中にはその落ち着かない気持ちを全く表さないか、そもそも落ち着きを失わない人も居る。新川も、多丸兄弟も、そう。だから、私の下に配置されている。 静寂。空気すら動かない沈黙。 その中を時間だけが流れて行く。 一樹。 彼は、私が見つめていても、常に落ち着いている。 いいえ、逆に安らいでいるようにすら見える。 しかも彼は、隠している私の本心を逆に透視してくれるように感じる。 そして私はそれを心地良く感じる。 彼にとって私は、擬態していない本当の自分を知る数少ない人間。 そして、想いを寄せる相手。 私にとっての彼は……私は彼に恨まれるべき人間。 私には何を言う権利も無い。 一樹という存在が消えてしまう時のタイムリミットが迫って来る。 そろそろ時間。私は時計に目を据える。 ……あと30秒。 私には言葉はもう無い。時間が来るのをただ待つだけ。 ……あと20秒。 彼女もまた同じ。その時が来るのを、ただじっと待っている。 ……あと15秒。 彼はこのまま死んだ方が、きっと彼も、後で余計に苦しまないで済む。 でも私は少しでも可能性があるなら、それに賭ける。 ……時間ね。 「そろそろ時間よ。あと10秒で、彼が元の彼に戻るという保障が無くなる。治して頂戴」 「解った。対価は必要ない」 そう言いながら彼女は非常に素早い動作で右手を一樹の胸に当て、左手を骨付き生肉にかざし、『呪文』と未来人が呼ぶ高速言語を詠唱する。 内出血し醜く紫色に腫上がっていた一樹の下腹部がみるみるうちにへこみ、まるで元々何事も無かったかのように、綺麗に元通りになって行く。反対に彼女の左手の下のステーキ肉が蒸発するかの様に消えて行く。 長門有希が、ゆっくりと手を下ろす。 一樹の力強い脈動が、手首を掴んだ私の指を圧し返す。 終った。彼は、死ななかった。 彼の上に掛けてある毛布のいびつな形の膨らみと、彼の千切れた衣服を汚す血、一樹の顔に張り付いた苦悶の表情と汗が、全てが夢ではなかったことを告げている。 胸に熱いものが込み上げてくるのを、私は抑制した。 長門有希と共に救急車から降りると、新川と目が合った。 私が目で合図を送ると、彼も満面の笑顔になり、大きく満足気な安堵の溜息をつくと仲間達の許へ報告に向かった。 私は長門有希と向き合い、 「長門有希さん、あなたに、本当に感謝します」 そう言って、深く頭を下げた。 すると、その私の頭上から彼女の平坦なイントネーションの言葉が降ってきた。 「あなたは、私の意図を正確に理解していた。「彼」のような直感ではなく、計算に依って」 私が顔を上げると、長門有希は先程と同じ場所に同じように立っている。 長門有希が設計に織り込まれていない筈の感情を微細に表す事がある。というのは、一樹の報告により知っている。 実際にこの目で見たのは、これが初めて。 彼女は、驚いている様ね。 「あなたが、教えてくれたのよ」 「そう。問題はあなたが思考に掛けた時間。人の脳の構造的限界に近い時間しか、貴方は必要としなかった」 「お褒めの言葉と受け取っておくわ」 「人間が通常訓練で習得し得る能力レベルを遥かに凌駕している。私という個体は、情報統合思念体とは別の意味で、貴方に興味を感じている」 今度は私が驚く番ね。私の耳で、彼女の口から「興味」といった言葉を聞く事になるとは。しかも、私に対しての。 「ふふ。私も、あなたに興味を感じていた所よ。機関の一員としての私は別にして。ね」 「古泉一樹は、正しい上司を持った」 そう言い残して、彼女は忽然と歩き出す。 その彼女の残した言葉が、一発のライフル弾の様に、焼き焦がすような激痛を伴って、正確無比に私の心の一番弱い部分を貫いた。 と、突然足がスポンジの様になった。世界が傾げる。 咄嗟に受身を取ろうとした私は、まるでそれを予期していたかのように瞬速で反応した新川の腕によってしっかりと支えられていた。 私とした事が。今日は醜態を晒してばかり。 今まで緊張し過ぎていた為か、あまりに安堵した為か。 それとも、長門有希の残した一言が原因か。 新川の手は、咄嗟に支えに入ったにも拘らず正確に女性を安心させる位置に置かれている。 機関の人間は、皆こう。あらゆる面において非常に辛い訓練を受ける。 「済まない。新川。もう大丈夫よ」 「いえ。差し出がましい真似を致しました」 私と新川は自然な動作で身を離す。 そろそろ一樹が目を覚ますわね。救急車に戻らないと。 それが上司の務め。 上司としての。 ……私が正しい上司? やめて……。 長門さん、貴方は全て解った上でそう言ったの? やめて。私、それにだけは耐えられない。 第6話「真実の言葉」へつづく 私の選んだ人リストページ
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概要 (II)4-IIの変更点武器の合成 限界突破 武器のランクとLv上限 武器強化のポイント (E)Empiresにおける武器武器のランク (S)真田丸における武器武器のグレード 一覧表通常版一覧表 4-II及びEmpires一覧表 真田丸一覧表 概要 本作の武器システムは以下の通り。 段階・重量が廃止されたシンプルな単一仕様。 レア武器とDLC武器を含め、計三種類。両者の基本攻撃力は同一であり、それ以外の要素で差別化されている。 個人の持てる武器枠の数は最大で8つ。 なお、新武将の武器は他の無双武将の武器枠を共有する。 幸村モーションの新武将は、幸村の武器枠を共有する。 同様に、新武将専用の各種武器は、流浪演武の仲間になる汎用武将と武器枠を共有する。 (II)4-IIの変更点 武器周りの仕様が大幅に変更された。 Lv:その武器のレベル。応じて攻撃力や付加能力が上昇する。最大で50。 ランク:各武器に表示される☆の数。多いほど付加能力が多い。最大で5。 メイン属性:武器の名前に表示される、その武器で最も強力な属性。 また、個人の持てる武器枠の数は最大で20。 武器の合成 対象となる武器に、他の武器を合成することで武器は経験値を獲得し、Lvアップする。 これにより、武器の攻撃力や付加能力が成長する。 こちらも、よろず屋で行う。 限界突破 メイン属性が同じ武器を合成したとき、限界突破が生じることがある。 この時、Lv上限の上昇や、最大の付加能力が追加される。合成したとき、武器のLvアップがなかった場合も限界突破は発生する。 追加される付加能力の数値は合成する武器の最大の付加能力の数値の半分(小数点以下切捨て)に武器合成後のLv値を足した程度。 武器のランクとLv上限 ランク 最大Lv 備考 初期 限界 1 1 1 初期装備・経験値50 10 15 経験値50(Lv.1)~64(Lv.15) 2 20 25 経験値100(Lv.1)~124(Lv.25) 3 30 40 経験値200(Lv.1)~239(Lv.40) 4 1 1 限界突破確定・経験値400 5 40 50 レア武器・DLC武器・経験値400(Lv.1)~449(Lv.50) 武器強化のポイント こちらを参照の事。 (E)Empiresにおける武器 武器は完全に一人一つ固定。通常版&4-IIや前作の様に武器種類ごとに決まっているわけではなく、全登場武将一人毎に一つ。 攻撃力などの基本データは、4-IIに準拠する。 領土を拡大し、特産の鍛冶屋の数が増えるごとに武器のランク・性能が上昇していく。こちらもランクの最大値は5。ランクが1上昇するごとに、攻撃力と付加能力値が+10される。 武器のランク ランク 攻撃力 付加能力 スロット数 備考 1 +0 10 2 2 +10 20 3 3 +20 30 4 4 +30 40 6 5 +40 50 8 (S)真田丸における武器 本作の武器の特徴は、ドロップ制が廃止されたこと。武器は城下町の鍛冶屋で7つまで複製可能であるため、一人最大8個まで通常武器を持てる。 レア武器の続投の他、DLC武器も復活したため、理論上は一人最大10個まで(真田幸村のみ11)武器を持つことが可能。 通常版における技能と4-II Empiresでの付加能力が統合・再編され、武器技能の概念が復活した。技能スロットなどの概念はEmpiresを踏襲しているため、技能設定などはほぼ完全に自由化されている。このため、本作には死に武器・死に技能の概念が原則として存在しない。 一方、新たに武器には「練度」と「グレード」の概念が登場した。武器を使いこんでいると練度が上昇し、一定値以上になると武器グレードが上昇。武器の攻撃力とスロット数が増強される。 『無双OROCHI2』の「馴染み」の概念を連想する方も多いだろうが、対象武将の全所持武器で共有されるため、実質的には熟練度に近い。 レア武器・DLC武器は、武器技能の関係から初期状態でSになっている。なお、レア武器・DLC武器を装備していても通常武器の練度は上昇する。 武器のグレード グレード 攻撃力 スロット数 備考 E +0 2 D +5 4 C +10 6 B +15 7 A +20 8 S +25 8 レア武器・DLC武器のみ 武器の基本攻撃力が17の場合のみ、B→Aでは+6されて+21になる。 一覧表 通常版一覧表 武将名 通常武器 レア武器 DLC武器(第2レア) 名称 攻撃力 名称 攻撃力 名称 攻撃力 真田幸村 紅牙飛燕 35 炎槍素戔嗚 124(44) 神槍五十猛尊 144(44) 前田慶次 豪気皆朱槍 42 天之瓊鉾 150(50) 天之広矛 150(50) 織田信長 妙法千五村正 38 蛇之麁正 126(46) 第六天玻璃 146(46) 明智光秀 備前近景 32 霊剣布都御魂 122(42) 神剣平国 142(42) 石川五右衛門 嶽崩し 38 魁伐折羅 126(46) 轟砲岩筒男神 146(46) 上杉謙信 姫鶴一文字 42 天叢雲 150(50) 円光毘沙門天 150(50) お市 如意宝輪 30 木花咲耶・簪 120(40) 瑠璃弁天・長 140(40) 阿国 流泉月花 38 日向天鈿女 126(46) 宝蔵吉花天 146(46) くのいち 烈風円旋刃 30 絶不知火 120(40) 壊閃黒闇天女 140(40) 雑賀孫市 極楽阿弥陀 35 獄焔火具土 124(44) 閻銃天之尾羽張 144(44) 武田信玄 風林火山 40 天孫降臨 128(48) 不生不滅 148(48) 伊達政宗 倭刀蓬莱 32 大覇狩 122(42) 双龍阿修羅 142(42) 濃姫 胡蝶 32 蛭虸 122(42) 蝮蛇 142(42) 服部半蔵 飛龍虚抓 30 闇牙黄泉津 120(40) 冥穿黒牛天 140(40) 森蘭丸 覇王友成 35 神剣カムド 124(44) 護法竹刀 144(44) 豊臣秀吉 三天鐘鬼 32 三貴宇津皇子 122(42) 三界金猿文殊 142(42) 今川義元 蹴覇将鞠 38 意富加牟豆美 126(46) 鳳眼光明遍照 146(46) 本多忠勝 虎斬槍 42 闘尖荒覇吐 150(50) 裂鎗降閻魔 150(50) 稲姫 与一弓滋籐 32 天之麻迦古弓 122(42) 清麗愛弓 142(42) 徳川家康 槍破炮震 38 煌刃獲加武 126(46) 東照葵火祭 146(46) 石田三成 嘉瑞招福 32 志那都神扇 122(42) 神遊扇 142(42) 浅井長政 聖槍舶来鋼 35 倭王八千戟 124(44) 御伽騎士・市 144(44) 島左近 斬轟一閃刀 38 猛壬那刀 126(46) 明丘居士刀 146(46) 島津義弘 豪打波砕 42 大槌伊武岐 150(50) 武甕槌 150(50) 立花誾千代 鴻爪迅雷 35 天雷磐長 124(44) 雷刃鳴神 144(44) 直江兼続 伏鬼兼光 35 神直毘御剣 124(44) 護法夜叉羅刹 144(44) ねね 天昇翼刀 30 豊玉翔小太刀 140(40) 宝鳥心眼太刀 140(40) 風魔小太郎 魔迅鉄甲 30 闇御津破 120(40) 風雷双頭 140(40) 宮本武蔵 天地円明刀 42 磐裂根裂剣 150(50) 甕速桶速剣 150(50) 前田利家 天侠一文字 40 葦原火遠理命 128(48) 正勝々速日 148(48) 長宗我部元親 和楽號三線 32 天津甕三味星 122(42) 蝙蝠髑髏 142(42) ガラシャ 天雷召輪 32 伊豆能売釧 122(42) 神皇産釧 142(42) 佐々木小次郎 物干竿 42 田道間守刀 150(50) 高御魂刀 150(50) 柴田勝家 天地双星 40 金剛武斧 128(48) 雷公武神斧 148(48) 加藤清正 槍刃鋼牙 40 虎刃火廣金 128(48) 三跋羅猛虎刃 148(48) 黒田官兵衛 翠峰導球 32 黄泉戸大神 122(42) 鬼哭泉門塞 142(42) 立花宗茂 塵旋長光 40 天御柱神咆哮 128(48) 風刃神風 148(48) 甲斐姫 水竜之薄金拵 38 龍刃八岐大蛇 126(46) 神刃甲斐弁羅 146(46) 北条氏康 隠刃隠 40 戒杖刀天常立 128(48) 滅杖刀国常立 148(48) 竹中半兵衛 羅針十字星 32 十二方八将針 122(42) 神針娑竭羅 142(42) 毛利元就 鳥爪雲雀 35 陽神八咫烏 124(44) 金仙鵄天狗 144(44) 綾御前 鳴杖白鳥 32 天輪聖巫杖 122(42) 皇杓訶梨帝母 142(42) 福島正則 金砕棘棍 40 執金剛神杵 128(48) 闘棍天手力雄 148(48) 藤堂高虎 大兼光 35 凍刃月讀 124(44) 雹神興雲龍王 144(44) 井伊直虎 甲懸藤葛 32 戦沓倭姫 122(42) 神沓奥津姫 142(42) 柳生宗矩 大天狗正家 42 八意思兼太刀 150(50) 不動智神妙刀 150(50) 真田信之 双刻陰陽刀 35 日月護国之剣 124(44) 双星守護破敵 144(44) 大谷吉継 朱幣采 35 久久能智神采 124(44) 天魔反 144(44) 松永久秀 曲刀土蜘蛛 32 月鎌国麻侶 122(42) 逢魔八握脛 142(42) 片倉小十郎 鳳吹之盾 38 天石楯 126(46) 竜王徳叉迦 146(46) 上杉景勝 火車切 40 大鉈都牟刈 148(48) 護国善膩師 148(48) 小早川隆景 長船光忠 30 沫那藝剣 120(40) 葦編時量師 140(40) 小少将 玉葉帛 32 迦具屋羽衣 122(42) 天衣豊宇気 142(42) 島津豊久 鉞岩砕 38 戦鍠邇邇芸 126(46) 神鍠経津主 146(46) 早川殿 打毬風花 30 姫杖櫛名田 120(40) 天杖浮橋 140(40) 新武将(刀) 名物正宗 35 童子切安綱 124(44) 三日月宗近 144(44) 新武将(槍) 菊池千本槍 38 御手杵 126(46) 人間無骨 146(46) 新武将(薙刀) 鬼武刀 35 護良真守薙刀 124(44) 弁慶岩融 144(44) 新武将(大太刀) 破陣道太刀 35 七代伊坐那岐 124(44) 天裂禍津日刀 144(44) 新武将(双剣) 双刃紅蒼 32 弐天伊坐那美 122(42) 地裂瀬織津剣 142(42) ()内は、上昇分を逆算して出した本来の値。 4-II及びEmpires一覧表 武将名 通常武器 レア武器 DLC武器(第2レア) 第2DLC武器(第2レア改) 名称 攻撃力 名称 攻撃力 名称 攻撃力 名称 攻撃力 真田幸村 紅牙飛燕 35 炎槍素戔嗚・紅蓮 93(44) 神槍五十猛尊・閃光 93(44) 神槍五十猛尊・紅蓮 93(44) 前田慶次 豪気皆朱槍 42 天之瓊鉾・閃光 99(50) 天之広矛・紅蓮 99(50) 天之広矛・閃光 99(50) 織田信長 妙法千五村正 38 蛇之麁正・閃光 95(46) 第六天玻璃・凍牙 95(46) 第六天玻璃・修羅 95(46) 明智光秀 備前近景 32 霊剣布都御魂・閃光 91(42) 神剣平国・金剛 91(42) 神剣平国・閃光 91(42) 石川五右衛門 嶽崩し 38 魁伐折羅・金剛 95(46) 轟砲岩筒男神・閃光 95(46) 轟砲岩筒男神・金剛 95(46) 上杉謙信 姫鶴一文字 42 天叢雲・金剛 99(50) 円光毘沙門天・凍牙 99(50) 円光毘沙門天・金剛 99(50) お市 如意宝輪 30 木花咲耶・簪・閃光 89(40) 瑠璃弁天・長・紅蓮 89(40) 瑠璃弁天・長・閃光 89(40) 阿国 流泉月花 38 日向天鈿女・紅蓮 95(46) 宝蔵吉花天・烈空 95(46) 宝蔵吉花天・紅蓮 95(46) くのいち 烈風円旋刃 30 絶不知火・凍牙 89(40) 壊閃黒闇天女・紅蓮 89(40) 壊閃黒闇天女・烈空 89(40) 雑賀孫市 極楽阿弥陀 35 獄焔火具土・紅蓮 93(44) 閻銃天之尾羽張・凍牙 93(44) 閻銃天之尾羽張・紅蓮 93(44) 武田信玄 風林火山 40 天孫降臨・烈空 97(48) 不生不滅・紅蓮 97(48) 不生不滅・烈空 97(48) 伊達政宗 倭刀蓬莱 32 大覇狩・金剛 91(42) 双龍阿修羅・凍牙 91(42) 双龍阿修羅・金剛 91(42) 濃姫 胡蝶 32 蛭虸・烈空 91(42) 蝮蛇・閃光 91(42) 蝮蛇・修羅 91(42) 服部半蔵 飛龍虚抓 30 闇牙黄泉津・烈空 89(40) 冥穿黒牛天・閃光 89(40) 冥穿黒牛天・烈空 89(40) 森蘭丸 覇王友成 35 神剣カムド・凍牙 93(44) 護法竹刀・閃光 93(44) 護法竹刀・凍牙 93(44) 豊臣秀吉 三天鐘鬼 32 三貴宇津皇子・金剛 91(42) 三界金猿文殊・閃光 91(42) 三界金猿文殊・金剛 91(42) 今川義元 蹴覇将鞠 38 意富加牟豆美・閃光 95(46) 鳳眼光明遍照・金剛 95(46) 鳳眼光明遍照・閃光 95(46) 本多忠勝 虎斬槍 42 闘尖荒覇吐・紅蓮 99(50) 裂鎗降閻魔・閃光 99(50) 裂鎗降閻魔・紅蓮 99(50) 稲姫 与一弓滋籐 32 天之麻迦古弓・烈空 91(42) 清麗愛弓・金剛 91(42) 清麗愛弓・烈空 91(42) 徳川家康 槍破炮震 38 煌刃獲加武・紅蓮 95(46) 東照葵火祭・烈空 95(46) 東照葵火祭・紅蓮 95(46) 石田三成 嘉瑞招福 32 志那都神扇・凍牙 91(42) 神遊扇・烈空艶扇鈴華・修羅 91(42) 神遊扇・凍牙 91(42) 浅井長政 聖槍舶来鋼 35 倭王八千戟・閃光 93(44) 御伽騎士・市・凍牙 93(44) 御伽騎士・市・閃光 93(44) 島左近 斬轟一閃刀 38 猛壬那刀・金剛 95(46) 明丘居士刀・烈空 95(46) 明丘居士刀・金剛 95(46) 島津義弘 豪打波砕 42 大槌伊武岐・金剛 99(50) 武甕槌・紅蓮 99(50) 武甕槌・金剛 99(50) 立花誾千代 鴻爪迅雷 35 天雷磐長・閃光 93(44) 雷刃鳴神・烈空 93(44) 雷刃鳴神・閃光 93(44) 直江兼続 伏鬼兼光 35 神直毘御剣・閃光 93(44) 護法夜叉羅刹・凍牙 93(44) 護法夜叉羅刹・閃光 93(44) ねね 天昇翼刀 30 豊玉翔小太刀・烈空 89(40) 宝鳥心眼太刀・凍牙 89(40) 宝鳥心眼太刀・金剛 89(40) 風魔小太郎 魔迅鉄甲 30 闇御津破・烈空 89(40) 風雷双頭・閃光 89(40) 風雷双頭・修羅 89(40) 宮本武蔵 天地円明刀 42 磐裂根裂剣・閃光 99(50) 甕速桶速剣・金剛 99(50) 甕速桶速剣・閃光 99(50) 前田利家 天侠一文字 40 葦原火遠理命・閃光 97(48) 正勝々速日・金剛 97(48) 正勝々速日・閃光 97(48) 長宗我部元親 和楽號三線 32 天津甕三味星・凍牙 91(42) 蝙蝠髑髏・烈空 91(42) 蝙蝠髑髏・凍牙 91(42) ガラシャ 天雷召輪 32 伊豆能売釧・金剛 93(42) 神皇産釧・凍牙 93(42) 神皇産釧・金剛 93(42) 佐々木小次郎 物干竿 42 田道間守刀・凍牙 99(50) 高御魂刀・閃光 99(50) 高御魂刀・烈空 99(50) 柴田勝家 天地双星 40 金剛武斧・紅蓮 97(48) 雷公武神斧・烈空 97(48) 雷公武神斧・紅蓮 97(48) 加藤清正 槍刃鋼牙 40 虎刃火廣金・紅蓮 97(48) 三跋羅猛虎刃・烈空 97(48) 三跋羅猛虎刃・紅蓮 97(48) 黒田官兵衛 翠峰導球 32 黄泉戸大神・凍牙 93(42) 鬼哭泉門塞・閃光 93(42) 鬼哭泉門塞・凍牙 93(42) 立花宗茂 塵旋長光 40 天御柱神咆哮・烈空 97(48) 風刃神風・金剛 97(48) 風刃神風・烈空 97(48) 甲斐姫 水竜之薄金拵 38 龍刃八岐大蛇・凍牙 95(46) 神刃甲斐弁羅・紅蓮 95(46) 神刃甲斐弁羅・凍牙 95(46) 北条氏康 隠刃隠 40 戒杖刀天常立・紅蓮 97(48) 滅杖刀国常立・烈空 97(48) 滅杖刀国常立・紅蓮 97(48) 竹中半兵衛 羅針十字星 32 十二方八将針・烈空 91(42) 神針娑竭羅・凍牙 91(42) 神針娑竭羅・烈空 91(42) 毛利元就 鳥爪雲雀 35 陽神八咫烏・烈空 93(44) 金仙鵄天狗・金剛 93(44) 金仙鵄天狗・烈空 93(44) 綾御前 鳴杖白鳥 32 天輪聖巫杖・凍牙 91(42) 皇杓訶梨帝母・閃光 91(42) 皇杓訶梨帝母・凍牙 91(42) 福島正則 金砕棘棍 40 執金剛神杵・紅蓮 97(48) 闘棍天手力雄・烈空 97(48) 闘棍天手力雄・紅蓮 97(48) 藤堂高虎 大兼光 35 凍刃月讀・凍牙 93(44) 雹神興雲龍王・閃光 93(44) 雹神興雲龍王・凍牙 93(44) 井伊直虎 甲懸藤葛 32 戦沓倭姫・烈空 91(42) 神沓奥津姫・金剛 91(42) 神沓奥津姫・烈空 91(42) 柳生宗矩 大天狗正家 42 八意思兼太刀・烈空 99(50) 不動智神妙刀・金剛 99(50) 不動智神妙刀・烈空 99(50) 真田信之 双刻陰陽刀 35 日月護国之剣・凍牙 93(44) 双星守護破敵・閃光 93(44) 双星守護破敵・凍牙 93(44) 大谷吉継 朱幣采 35 久久能智神采・烈空 93(44) 天魔反・凍牙 93(44) 天魔反・烈空 93(44) 松永久秀 曲刀土蜘蛛 32 月鎌国麻侶・紅蓮 91(42) 逢魔八握脛・凍牙 91(42) 逢魔八握脛・紅蓮 91(42) 片倉小十郎 鳳吹之盾 38 天石楯・閃光 95(46) 竜王徳叉迦・紅蓮 95(46) 竜王徳叉迦・閃光 95(46) 上杉景勝 火車切 40 大鉈都牟刈・金剛 97(48) 護国善膩師・紅蓮 97(48) 護国善膩師・金剛 97(48) 小早川隆景 長船光忠 30 沫那藝剣・烈空 89(40) 葦編時量師・凍牙 89(40) 葦編時量師・烈空 89(40) 小少将 玉葉帛 32 迦具屋羽衣・閃光 91(42) 天衣豊宇気・金剛 91(42) 天衣豊宇気・閃光 91(42) 島津豊久 鉞岩砕 38 戦鍠邇邇芸・紅蓮 95(46) 神鍠経津主・烈空 95(46) 神鍠経津主・紅蓮 95(46) 早川殿 打毬風花 30 姫杖櫛名田・凍牙 89(40) 天杖浮橋・烈空 89(40) 天杖浮橋・凍牙 89(40) 井伊直政 鋼迅槍 38 天穿火明命・紅蓮 95(46) 滅鎗降三世・烈空 95(46) 滅鎗降三世・紅蓮 95(46) 新武将(刀) 名物正宗 35 童子切安綱・紅蓮 93(44) 三日月宗近・閃光 93(44) 三日月宗近・紅蓮 93(44) 新武将(槍) 菊池千本槍 38 御手杵・紅蓮 95(46) 人間無骨・金剛 95(46) 人間無骨・紅蓮 95(46) 新武将(薙刀) 鬼武刀 35 護良真守薙刀・紅蓮 93(44) 弁慶岩融・凍牙 93(44) 弁慶岩融・紅蓮 93(44) 新武将(大太刀) 破陣道太刀 35 七代伊坐那岐・紅蓮 93(44) 天裂禍津日刀・閃光 93(44) 天裂禍津日刀・紅蓮 93(44) 新武将(双剣) 双刃紅蒼 32 弐天伊坐那美・紅蓮 91(42) 地裂瀬織津剣・凍牙 91(42) 地裂瀬織津剣・紅蓮 91(42) ()内は、上昇分を逆算して出した本来の値。 EmpiresにはDLC武器が無く、通常武器とレア武器の基本性能がそのまま用いられる。 真田丸一覧表 武将名 通常武器 レア武器 DLC武器(第2レア) 名称 攻撃力 名称 攻撃力 名称 攻撃力 真田幸村 紅牙飛燕 17~38 炎槍素戔嗚 267(46) 神槍五十猛尊真田信繁の槍 274(46)284(46) 真田幸村(少年期) 木の棒 17~38 - - - - 前田慶次 豪気皆朱槍 22~42 天之瓊鉾 278(50) 天之広矛 288(50) 織田信長 妙法千五村正 17~38 蛇之麁正 251(46) 第六天玻璃 258(46) 明智光秀 備前近景 13~33 霊剣布都御魂 249(42) 神剣平国 256(42) 石川五右衛門 嶽崩し 17~38 魁伐折羅 260(46) 轟砲岩筒男神 267(46) 上杉謙信 姫鶴一文字 22~42 天叢雲 269(50) 円光毘沙門天 276(50) お市 如意宝輪 11~31 木花咲耶・簪 236(40) 瑠璃弁天・長 243(40) 阿国 流泉月花 17~38 日向天鈿女 249(46) 宝蔵吉花天 256(46) くのいち 烈風円旋刃 11~31 絶不知火 233(40) 壊閃黒闇天女 240(40) 雑賀孫市 極楽阿弥陀 15~35 獄焔火具土 249(44) 閻銃天之尾羽張 256(44) 武田信玄 風林火山 20~40 天孫降臨 267(48) 不生不滅 274(48) 伊達政宗 倭刀蓬莱 13~33 大覇狩 252(42) 双龍阿修羅 259(42) 濃姫 胡蝶 13~33 蛭虸 235(42) 蝮蛇 242(42) 服部半蔵 飛龍虚抓 11~31 闇牙黄泉津 243(40) 冥穿黒牛天 250(40) 森蘭丸 覇王友成 15~35 神剣カムド 256(44) 護法竹刀 263(44) 豊臣秀吉 三天鐘鬼 13~33 三貴宇津皇子 259(42) 三界金猿文殊 266(42) 今川義元 蹴覇将鞠 17~38 意富加牟豆美 253(46) 鳳眼光明遍照 260(46) 本多忠勝 虎斬槍 22~42 闘尖荒覇吐 278(50) 裂鎗降閻魔 288(50) 稲姫 与一弓滋籐 13~33 天之麻迦古弓 247(42) 清麗愛弓 254(42) 徳川家康 槍破炮震 17~38 煌刃獲加武 263(46) 東照葵火祭 270(46) 石田三成 嘉瑞招福 13~33 志那都神扇 256(42) 神遊扇 263(42) 浅井長政 聖槍舶来鋼 15~35 倭王八千戟 265(44) 御伽騎士・市 272(44) 島左近 斬轟一閃刀 17~38 猛壬那刀 265(46) 明丘居士刀 272(46) 島津義弘 豪打波砕 22~42 大槌伊武岐 271(50) 武甕槌 278(50) 立花誾千代 鴻爪迅雷 15~35 天雷磐長 256(44) 雷刃鳴神 263(44) 直江兼続 伏鬼兼光 15~35 神直毘御剣 254(44) 護法夜叉羅刹 261(44) ねね 天昇翼刀 11~31 豊玉翔小太刀 240(40) 宝鳥心眼太刀 247(40) 風魔小太郎 魔迅鉄甲 11~31 闇御津破 245(40) 風雷双頭 253(40) 宮本武蔵 天地円明刀 22~42 磐裂根裂剣 276(50) 甕速桶速剣 283(50) 前田利家 天侠一文字 20~40 葦原火遠理命 272(48) 正勝々速日 279(48) 長宗我部元親 和楽號三線 13~33 天津甕三味星 259(42) 蝙蝠髑髏 266(42) ガラシャ 天雷召輪 13~33 伊豆能売釧 245(42) 神皇産釧 252(42) 佐々木小次郎 物干竿 22~42 田道間守刀 274(50) 高御魂刀 281(50) 柴田勝家 天地双星 20~40 金剛武斧 274(48) 雷公武神斧 281(48) 加藤清正 槍刃鋼牙 20~40 虎刃火廣金 269(48) 三跋羅猛虎刃 276(48) 黒田官兵衛 翠峰導球 13~33 黄泉戸大神 252(42) 鬼哭泉門塞 259(42) 立花宗茂 塵旋長光 20~40 天御柱神咆哮 267(48) 風刃神風 274(48) 甲斐姫 水竜之薄金拵 17~38 龍刃八岐大蛇 253(46) 神刃甲斐弁羅 260(46) 北条氏康 隠刃隠 20~40 戒杖刀天常立 260(48) 滅杖刀国常立 267(48) 竹中半兵衛 羅針十字星 13~33 十二方八将針 238(42) 神針娑竭羅 245(42) 毛利元就 鳥爪雲雀 15~35 陽神八咫烏 258(44) 金仙鵄天狗 265(44) 綾御前 鳴杖白鳥 13~33 天輪聖巫杖 242(42) 皇杓訶梨帝母 249(42) 福島正則 金砕棘棍 20~40 執金剛神杵 272(48) 闘棍天手力雄 279(48) 藤堂高虎 大兼光 15~35 凍刃月讀 265(44) 雹神興雲龍王 272(44) 井伊直虎 甲懸藤葛 13~33 戦沓倭姫 256(42) 神沓奥津姫 263(42) 柳生宗矩 大天狗正家 22~42 八意思兼太刀 276(50) 不動智神妙刀 283(50) 真田信之 双刻陰陽刀 15~35 日月護国之剣 263(44) 双星守護破敵 270(44) 大谷吉継 朱幣采 15~35 久久能智神采 254(44) 天魔反 261(44) 松永久秀 曲刀土蜘蛛 13~33 月鎌国麻侶 270(42) 逢魔八握脛 277(42) 片倉小十郎 鳳吹之盾 17~38 天石楯 258(46) 竜王徳叉迦 265(46) 上杉景勝 火車切 20~40 大鉈都牟刈 272(48) 護国善膩師 279(48) 小早川隆景 長船光忠 11~31 沫那藝剣 247(40) 葦編時量師 254(40) 小少将 玉葉帛 13~33 迦具屋羽衣 252(42) 天衣豊宇気 259(42) 島津豊久 鉞岩砕 17~38 戦鍠邇邇芸 272(46) 神鍠経津主 279(46) 早川殿 打毬風花 11~31 姫杖櫛名田 240(40) 天杖浮橋 247(40) 井伊直政 鋼迅槍 15~35 天穿火明命 270(44) 滅鎗降三世 277(44) 真田昌幸 六文戦旗 15~35 白山妙理御旗 261(44) 大南木明神旗 268(44) 茶々 百色花挿 11~31 神菊理 240(40) 宝鈿神大市 247(40) 佐助 飛猿牙 13~33 光牙炫毘古 249(42) 神爪猿田彦 256(42) 武田勝頼 菊池千本槍 15~35 御手杵 258(44) 人間無骨 265(44) 徳川秀忠 名物正宗 15~35 童子切安綱 286(44) 三日月宗近 263(44) 武器の基本攻撃力は、グレードに応じて変動する(記載されているのはE~A)。レア武器・DLC武器のグレードはSなので変動しない。 武器内容は年齢変更後(青年期→壮年期)も同一だが、例外として真田幸村(少年期)のみ他の年齢と共有しない。 ()内は、上昇分を逆算して出した本来の値。
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登録日:2012/03/18 (日) 01 59 46 更新日:2024/04/28 Sun 11 01 15NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 Earth_199999 MARVEL MCU アベンジャーズ アメコミ アラン・メンケン キャプテン・アメリカ キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー クリストファー・マルクス クリス・エヴァンス ジョー・ジョンストン スティーヴン・マクフィーリー スーパーソルジャー パラマウント映画 ヒーロー ヒーローの魂の体現者 マーベル・シネマティック・ユニバース 中村悠一 人間味あふれるスピリット 伏線回収 国債売るマン 園崎未恵 実写化 山路和弘 映画 洋画 第二次世界大戦 衝撃のラスト 超人 ◆キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 彼こそが、世界最初の英雄 アベンジャー なぜ彼は、世界最初のヒーローと呼ばれたのか―― 【作品解説】 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(Captain America The First Avenger)』は2011年製作の米映画。 マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズの一つで、MARVEL COMICSのヒーロー"キャプテン・アメリカ"を実写化した映画作品。 第二次世界大戦下、米軍の極秘プロジェクト"スーパーソルジャー計画"によって生まれ変わったジミ系男子の活躍をパワフルなアクションシーンで描く。 現代が舞台である他のマーベル作品とは異なる、1940年代に合わせたレトロな雰囲気と、ヒーローとヒロインによる古風な恋愛ロマンスも特徴。 監督は『スター・ウォーズ』初期三部作、『レイダース』などで特殊効果を手掛け、『ミクロキッズ』『ロケッティア』『ジュマンジ』『遠い空の向こうに』『ジュラシック・パークⅢ』などの映画を手掛けたジョー・ジョンストン。 特に、第二次世界大戦時が舞台、アメリカとナチスドイツとの戦い、祖国と恋人を守るために戦う主人公など、監督作繋がりで「ロケッティア」との共通点が見られる。 また「ノルウェー」、「北欧神話」、「ユグドラシルの樹」など、前作『マイティ・ソー』が物語の設定に大きく関わっており、クロスオーバー要素も多少含まれている。 主演のスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ役には、『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』でヒューマン・トーチを演じたクリス・エヴァンスが抜擢。 かつてMARVEL映画でヒーローを演じた俳優が再び別のヒーローを短期間の間で演じることでも話題となった。 アメコミヒーローの元祖と言える"キャプテン・アメリカ"の誕生劇を丁寧に描写した点はアメコミファンから評価が高い一方で、映画『アベンジャーズ』の布石になる衝撃のラスト…というか「続きは『アベンジャーズ』で!」といったオチについては賛否両論。 当時はMCUの手法が受け入れられる前で、『アベンジャーズ』抜きにして原作の設定通りにやった結果でもあるのだが……。 【ストーリー】 第二次世界大戦中の1943年。 国の為に戦うことを夢見る青年、スティーブ・ロジャースは出身地を偽りながら軍の入隊試験に何度も志願するが、貧弱な体格と体質を理由に落とされ続けていた。 ある日、入隊の決まった親友のバッキーと共に訪れた展覧会でも入隊試験が行われており再度試験を受けたスティーブだが、彼の持つ"ある資質"をアースキン博士に認められ晴れて軍に入隊。 軍の極秘実験である"スーパーソルジャー計画"の被験体1号に選ばれ、実験は成功。見事超人的な肉体を手に入れる。 しかし、直後に立会人の中に紛れていたヒドラ党のスパイにより、アースキン博士は殺害され"スーパーソルジャー計画"は打ち切られてしまう。 唯一の超人兵士になったスティーブは実験の経過観察もあって戦場には出れず、国内の戦意高揚の為に全身青タイツのコスチュームに身を包んだアメリカ軍のマスコットキャラクター"キャプテン・アメリカ"として活動することになる。 ステージ公演に映画出演、果ては漫画の主人公になったりと一躍子供達のヒーローになったスティーブだったが、ある時イタリアの前線に訪問したところ現地の兵士達から馬鹿にされる。 自身の理想からかけ離れた状況に思い悩むスティーブだったが、現地でヒドラ党の襲撃に遭い行方不明になった部隊がバッキーが所属している107連隊だった事を知り、彼らを救うためペギーやハワードの協力を得て単身敵地に潜入する。 捕虜になっていた兵士達を救出するスティーブは彼らにこう告げる。 「僕は―――キャプテン・アメリカ。君達を助けに来た。」…と。 【登場人物】 スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ (俳優:クリス・エヴァンス) (吹替:中村悠一) 善良でピュアな思慮深い若者。徴兵基準に及ばない虚弱体質な"もやしっ子"だったがアースキン博士から固い意志と弱者故の優しさを認められ特別に入隊。 軍の"スーパーソルジャー計画"により超人的な鋼の肉体に変貌。当初は戦場に出させてもらえなかったが、持ち前の行動力で結果を出し続け、周りの人間の信頼を勝ち得ていく。 最初は嫌々着ていた国債売るマンキャプテン・アメリカのスーツも「クセになってきた」と気に入るようになり、似たデザインの戦闘服を要望する等彼にとってのアイデンティティとなる。 兵士として認められても慢心することなくベストを尽くし自身の変化をネタにバッキーといじりあう一方、もやしっ子故に女性経験が皆無だったことから女性の扱いが分からずに同僚からのキスを拒めなかったところを、想いを寄せるペギーに見られて怒りを買い、必死に弁明する情けない姿も見せる。 特殊能力なしの正攻法のファイトと超人血清で得た『人間が人間のままで得られるギリギリの身体能力』、ハワードが開発した希少金属ヴィブラニウム製の特殊シールドを駆使して戦い抜く。屈強な体格になっても優しい心根は変わらず、人並みはずれた勇敢さと持ち前のリーダーシップを発揮し、常に先頭に立ち仲間を率いていく。 しかし、彼は原作同様の運命を辿ることとなる…。 「それは僕の未来じゃない!!」 ペギー・カーター (俳優:ヘイリー・アトウェル) (吹替:園崎未恵) 男顔負けのタフな軍人でツンデレ美女。スティーブの世話役で、もやしっ子ながらも強い精神力を持つ彼に早いうちから好意を抱く。 奥手で女心に鈍感なスティーブとなかなか思いを口にしないペギーのゆっくりと進展する恋の行方は意外にも切ない。 「撃てたのに!」 チェスター・フィリップス大佐 (俳優:トミー・リー・ジョーンズ) (吹替:谷口節) 冷静な判断と部下の信頼も厚い軍の大佐。当初は貧弱なスティーブに期待していなかったが、彼の強い内面と行動をしだいに認めていく。 「キスはしないぞ!」 バッキー・バーンズ (俳優:セバスチャン・スタン) (吹替:白石充) スティーブが"もやしっ子"だった頃からの親友。屈強な体格をしており喧嘩も強く、女の子からはモテモテの青年。スティーブよりも先に軍の入隊試験に合格して精鋭部隊である107連隊に選抜される。 その事を自慢げに話す一方で戦争の恐ろしさも頭では理解しており、明らかに兵士に向いていないスティーブを止めようと説得するが、意思の硬さに折れて彼を応援しつつ先に戦場に向かう。 フィリップス大佐も名前を覚える程に優秀な兵士になったが、ヒドラ党の捕虜となってしまう。 バッキーを助けようとしたスティーブの行動がキャプテン・アメリカとしての第一歩を踏み出すきっかけとなる。そして彼の手で救出され無事に生還。その後はスティーブを中心とした精鋭部隊に所属し共にヒドラ党と戦う。 やはりスティーブの変貌っぷりには驚いており、助けられた直後に遭遇したレッド・スカルを見てドン引きし、同じ超人血清であの姿になったことを知ると「…お前もああなのか?」とスティーブに尋ねていた。 原作のバッキーは戦場で"キャプテン・アメリカ"と知り合って相棒になったサイドキックの少年だったが(バットマンの相棒のロビン枠)、 本作では設定が変更され、"キャプテン・アメリカ"になる前からスティーブと親しく、お互いの変化をネタに対等に軽口を叩き合う親友という新たなバッキー像を確立している。だが…。 「俺が付いていくのはただ一人、ひ弱なくせに頑固なもやし野郎だ」 ティモシー・“ダム・ダム”・デューガン (俳優:ニール・マクドノー) (吹替:志村知幸) ゲイブ・ジョーンズ (俳優:デレク・ルーク) (吹替:乃村健二) ジャック・デレニエ (俳優:ブルーノ・リッチ) (吹替:ふくまつ進紗) ジェームズ・モントゴメリー・ファルスワース (俳優:J.J.フィールド) (吹替:宮内敦士) ジム・モリタ (俳優:ケネス・チョイ) (吹替:遠藤大智) バッキーと同様に捕虜にされていたがスティーブに救出された各国の兵士たち。 スティーブに恩義を感じて、キャプテン・アメリカの指揮するチーム「ハウリング・コマンダーズ」を結成する。 エイブラハム・アースキン博士 (俳優:スタンリー・トゥッチ) (吹替:多田野曜平) 戦略科学予備軍の科学者。スティーブの善良な内面的資質を見込み彼に"スーパーソルジャー"としての鋼の肉体を与えた。 ヒドラ党のスパイの銃撃で息を引き取るが、実行前日にスティーブに"本当の強さ"を伝えていた。 ちなみにクイーンズ出身。 ハワード・スターク (俳優:ドミニク・クーパー) (吹替:野島裕史) 大企業スターク・インダストリーの社長にして天才発明家。 "スーパーソルジャー計画"に携わった事がきっかけでスティーブと親しくなり、装備などの技術面で彼をサポートしていく。 "キャプテン・アメリカ"のトレードマークとなるヴィブラニウムの盾を与えたのも彼。 スティーブが兵士として認められる前から、捕虜になったバッキーの救出を試みる彼(とペギー)の為に敵地まで飛行機の操縦を務めるナイスガイ。 名前からお察しの通り、女好き酒好きでワガママで天才科学者な社長であるアイアンマンことトニー・スタークの未来の父。 冒頭の展覧会のシーンでは観客の面前でショーガールにキスをして自ら製品のプレゼンをしたり、ヒドラの技術力の凄まじさを伝える為とはいえ「私はこの国で一番の技師だが~」と話す等トニーほどではないが目立ちたがり屋な一面を見せ、血筋がうかがえる。 アイアンマン2にも映像という形で壮年期の彼(演:ジョン・スラッテリー)が登場している。 ヨハン・シュミット/レッド・スカル (俳優:ヒューゴ・ウィーヴィング) (吹替:山路和弘) ナチス内のカルト組織ヒドラ党を率いるボス。原作でもキャップの宿敵となるヴィラン(悪役)。 裂け谷のエルフ領主でも仮想世界のエージェントでもない。 アースキン博士を脅して未完成だった超人血清を自身に投与した結果顔を失い、名前の通り赤い髑髏の顔の怪物になる。 世界征服を目論み、その手段として世界の半分を吹き飛ばすため最強の武器を開発する。 元々は国を想う軍人だった様だが超人血清の副作用で悪の心も増幅してしまい、己の野望の為に序盤でヒドラごとナチスを裏切って独自勢力化し、目的の為なら虐殺も厭わないどころかスティーブ達の手で壊滅した部隊の生き残りである部下を八つ当たりで射殺したりと極悪非道の男になっている。 これらの要素から、悪党ではあるが曲がりなりにも国を想っておりナチスの代名詞だった原作とは異なる、違う意味でキャプテン・アメリカとは対になる新たなレッド・スカル像を打ち立てる。 完全に顔が赤い髑髏そのものだった原作アメコミと異なり、皮膚が赤く変質して唇が残っているデザインとなっている。 「まだ一人残ってるだろうが…!」 アーニム・ゾラ博士 (俳優:トビー・ジョーンズ) (吹替:佐々木睦) 成り行きでヒドラ党の事実上のナンバー2、すなわちレッド・スカルの片腕になってしまった科学者。その頭脳をフルに駆使してヒドラの誇る超時代的装備を次々と生み出す。レッド・スカルに振り回され続けた一方でヒドラの思想に自然と共感しており、ゲーム版ではその辺が見て取れる。 「そう言われても、私は科学者です」 ハインツ・クルーガー (俳優:リチャード・アーミテージ) (吹替:川原慶久) ヒドラ党の工作員。 スティーブの超人兵士化の実験に国防省職員のフリをして潜入し、爆破工作を行ってアースキン博士の命を奪った。 その後逃走するが、超人兵士化したスティーブに追い詰められ、服毒自殺する。 はなれ山を目指すドワーフの王ではない。 ニック・フューリー (俳優:サミュエル・L・ジャクソン) (吹替:手塚秀彰) 本作のラストにて登場。スティーブを"ある組織"に勧誘する。 将軍 (俳優:スタン・リー) 原作者のスタン・リーがカメオ出演している。 【他のマーベル映画の伏線】 過去に公開されたマーベル映画には本作とのリンクがあり… 『インクレディブル・ハルク』はスーパーソルジャー計画が発端。 『アイアンマン2』はキャプテン・アメリカの盾が登場している。 『マイティ・ソー』は本作の"キーアイテム"が登場。 これらの作品のヒーロー等が集結した2012年8月公開の『アベンジャーズ』で共演した。 その後、翌年に公開された『アイアンマン3』のBDに収録された特典映像では短編ながらも“ペギー・カーターのその後”が描かれており、 2015年1月6日には彼女を主役としたスピンオフドラマ『エージェント・カーター』が放送された。 【続編】 本作の脚本を担当したクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーが続投して脚本を書いた『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』が2014年4月に公開された。 タイトルから分かる通り、この作品のメインヴィランは原作において死んだと思われたある人物がヴィランと化したあのウィンター・ソルジャーである。 原作コミックに詳しい人からすれば本作の時点で続編に出ることが予測できていたのは密に… さらに『シビル・ウォー』をベースとし、キャップとトニーの対決を描いた『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が2016年4月29日に日本先行公開、5月6日に全米でも公開された。 【余談】 キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスは同じマーベル映画『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』、『ファンタスティック・フォー 銀河の危機』の二作品でジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチを演じている。 オファーを受けたときはあまりのプレッシャーから一度辞退したこともあったとか 後年のインタビュー等では有名になりすぎて私生活に影響を出ることを恐れていたのも辞退した理由の一つだったり、アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニーJrから熱烈に説得されてい事や、オファーを受ける決意をしたきっかけが母親からのアドバイスだったこと等が明かされている。 国債売るマンキャプテン・アメリカとしてスティーブがステージで国債購入を観衆に呼びかけるシーンやエンドロールなどで流れている本作のエンディングテーマ、「Star Spangled Man」を作曲したのは、かの『リトルマーメイド』『アラジン』『美女と野獣』等数多くのディズニー映画の名曲を手掛けたアラン・メンケン氏である。 本作以前にもキャプテン・アメリカの実写作品は複数作られているが、それらのオマージュが多数盛り込まれている。例を挙げると キャプテン・アメリカとして白黒映画に出演するスティーブ(『Captain America(原題)』(1944年の映画)) 後半でスティーブが単身ヒドラの基地に向かう際、銃撃を防ぐ為に運転しているバイクのハンドルに盾を付ける。(『爆走ライダー!超人キャプテン・アメリカ』(1979年のテレビドラマ)) ヴィランがレッド・スカルで、氷漬けにされて現代に飛ばされる展開(『キャプテン・アメリカ/卍帝国の野望(原題:Captain America)』(1990年の映画)) 等がある。 追記・修正は正義感のある人がお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 天才的な頭脳を持つ鋼鉄の男。 傲岸なる神の王子。 70年間氷漬けにされた超人兵士。 怒れる二重人格の怪物。 二人の凄腕エージェント。 …彼らが集められたのは、全てこの時のため。 Captain America will return in... キャプテン・アメリカは帰ってくる THE AVENGERS アベンジャーズ PREV THOR NEXT MARVEL S THE AVENGERS SERIES NEXT CAPTAIN AMERICA THE WINTER SOLDIER △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なんでレッドスカルをナチにしなかったのかなぁ。あれはナチであるから意味のあるキャラなのに。 -- 名無しさん (2014-03-04 21 05 57) 同感。キャプテンアメリカとレッドスカルは同じ愛国者で国のために戦ってる人達なのに… 政治的や世論の問題かもしれないけど正直改悪だよ -- 名無しさん (2014-03-04 21 31 43) ドイツ=悪役って形式から脱却するためだそうです -- 名無しさん (2014-04-11 19 03 31) ↑X-MENでやっちゃってるけどな。クロスするかわからんけども。レッドスカルが暴走してしまったってことにすれば良いだけの話だと思うぞ -- 名無しさん (2014-06-04 19 47 49) 中村君の声が非常に良いので吹き替え版オススメ -- 名無しさん (2014-12-08 20 26 54) 評判いいウィンターソルジャーの予習のために観たけど、キャップのことがすごい好きになったよ。でもキャップが眠りに着いてからのアメリカの歴史はキャップにとって悪夢だよなぁ。 -- 名無しさん (2015-06-28 20 08 15) 悪印象ばかりでもない。長い年月の間に女性や黒人の地位が大幅に向上したりとか、そういう部分はキャップも評価してる。 -- 名無しさん (2015-07-20 00 16 31) ↑4 でも観客からしてみりゃ暴走しようがなんだろうが「またナチか」ってなるでしょ -- 名無しさん (2015-12-06 16 16 08) ナチスの監督不行き届きが深刻化するな -- 名無しさん (2016-06-01 16 32 05) レッドスカルは本当に死んだんだろうか -- 名無しさん (2017-01-20 14 12 59) 国債売るマンのシーンが一番好き。キャップ本人は不本意だけどあれがみんなから慕われるヒーローの土台になったと思うと感慨深い。 -- 名無しさん (2017-10-18 02 12 04) ↑2原作と違ってそこまで宿敵な感じしないし死んでるんじゃない? -- 名無しさん (2017-11-13 13 10 03) 最初は現代に困惑してたけど徐々に馴染んでるなキャップ -- 名無しさん (2018-01-22 13 48 51) ラストシーンって賛否がつくような要素あったっけ? -- 名無しさん (2018-04-25 10 25 45) インフィニティウォーでまさかの #9608 #9608 #9608; -- 名無しさん (2018-05-17 22 37 11) レッドスカル… -- 名無しさん (2018-05-27 17 29 15) 最初の敵は大体自分と同じ能力やら対になる感じの奴 -- 名無しさん (2018-12-22 23 07 51) なんか、スターロードの母ちゃんが出てるって? -- 名無しさん (2019-08-17 01 25 37) エンドゲームでやっと帰還兵になれたキャップに涙が出る -- 名無しさん (2021-02-08 11 47 00) シリーズが進むに連れて何度も見返したくなる作品。キャプテン・アメリカはなぜキャプテン・アメリカなのかというすべてが詰まってる。 -- 名無しさん (2022-02-17 21 09 20) 国債売るマンを戦場の兵士たちの前でやったあと、描いていてイラストが切ない -- 名無しさん (2022-02-17 21 47 04) アベンジャーズの未公開シーンに昔の仲間の現状(亡くなってる)を調べてるシーンがあって切なかったなあ -- 名無しさん (2022-02-17 21 52 51) 名前 コメント
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東京にあるカトリック、プロテスタントの教会。 その中の一つ、祭壇の前で跪き首を垂れ、祈る少年がいた。 静寂の中、身じろぎ一つせず両手を握り、瞼を閉じている。 「何を祈っているのですか、アーチャーさん?」 少年の背後にいた、髪をツーサイドアップにした少女が静寂を破り、少年――自身のサーヴァントであるアーチャーに話しかけた。 アーチャーは立ち上がり、少女に向かい合った。 「遥。祈りなど戦場では死の恐怖を薄めさせるくらいしか役に立たないさ。両方が神に祈れば結局は力の強い方が勝つだけだろう。 僕はこれから始まる戦争を思い、気が昂りすぎていたから、心を静めていただけだ」 アーチャーは自分のマスターである遠山遥に対し、涼やかな笑顔でそう説明した。 「だがね」 と、静かな面持ちだったアーチャーの表情が一変。目は鋭く覇気に満ち、唇は歯をむき出しにする。さながら獅子の如く。 「これから古今東西の英傑たちと矛を交えると思うと、実に心躍る。鎮めようとしても無駄な事さ」 アーチャーは右手を胸の位置まで上げ、強く握りしめた。 「生前から戦い続けても、やっぱり戦争に飽きることは無いんですか?」 遥が尋ねると、アーチャーは自嘲するように唇を歪め、腰に差した剣を抜き放ち切っ先を向け、そこから覇気を遥に対し放った。 「遥、生前から僕は常にこの剣で戦う事しか、四六時中戦争に勝つことしか頭にない戦狂いだ。統治に才が無ければ興味も無い。 そんな俺にとって、戦争のみに集中できるこの聖杯戦争は望むところなのさ」 アーチャーは剣を鞘に納めたが、覇気はいささかも緩めなかった。 それは生涯を戦に費やした、正に戦鬼の答えであった。 「アーチャーさん。私がこの聖杯戦争で望むのは誰も殺さず、殺されずに聖杯戦争を終わらせる事です」 遥はそんなアーチャーの覇気を前に、ひるむことなく自らの不殺主義の願いを口にした。 「……愚かしい願いだ」 アーチャーは、侮蔑を込めてその言葉を一蹴した。 「戦争でどうして人を殺さずに勝利できる? 人を殺さずにどうして他人どころか自分を救えると思えるのだ?」 「人を殺さなくても、人を救い、勝利してきた人を私はたくさん見てきました、それに――」 遥は一度息を切った。 「このまま戦い続けた場合、誰も勝者がいない『全滅の未来しか見えません』。 だから、私は殺すことでしか願いが叶わない――そう人を誘惑して互いに殺し合わせる、この聖杯戦争に対して戦います」 「『全滅の未来』。それはお前の予知によるものか?」 アーチャーは他者からすれば信じがたい台詞を吐き、遥は確信をもって頷いた。 そう、遠山遥は的中率9割を超える本物の予知能力者である。 未来視と呼ばれる異能者が実在する事は、アーチャーも時空を超えた知識から与えられている。 だからこそ、真実か確かめるため、召喚されて事実を明かされた時、服を浅く切りつけるつもりで抜き付けた。 だが、遥は斬撃の軌道から事前に逃れていた。 続いてアーチャーは肩口を皮膚だけ傷つけるつもりで突きを放った。 次も遥はわずかに身を引いだだけで、切っ先を届かなくさせた。 最後にアーチャーは全力で真っ向からの唐竹割り。ただし寸止めのつもりである。 今度は遥は動かなかった。正にアーチャーが剣を止めると分かっていた、そう信じた瞳だった。 これでアーチャーも、遥の予知能力が本物だと信じざるを得なくなった。 数刻の静寂。先に口を開いたのはアーチャーだった。 「お前の願いは愚かしい、だが私を前にしてそれだけの台詞を吐く勇気は買おう。 だが、状況が千変万外する戦争では、流れ矢で人が死ぬなど茶飯事だ。ことに私の宝具ならばその可能性は大だ」 「確かにそうかもしれません」 遥はアーチャーより、所持する三種の宝具の具体的内容を説明されていた。 その内の第一宝具は、対軍宝具の上、爆発により無辜の人々が巻き込まれる可能性はかなり大きい。 「でも、犠牲者を限りなく少なくする方法はあります」 例えば遥がマスターとサーヴァントが離れて行動する、またはマスターが孤立する状況を予知。 アーチャーの第一宝具をマスターの位置にセットし、爆殺する。 それを繰り返して最終的な勝者になる方が結果的に犠牲者は少なくなるかもしれない。 「だけど、貴方はそんな勝ち方を望まないでしょう?」 遥のその問いに、アーチャーは頭を手で押さえ、優雅といえる態度で笑い出した。 「フフフ……ハッハッハッ! そう、その通りだ! 謀略奇襲大いに結構! だが結果として勝利を得ればいいというものじゃない! 僕はサーヴァントと戦い、勝利したいのだ!」 「騎士として誓ってください。私が指示した場合は殺害をしない、と」 「それだけでいいのか? 令呪で強制しないのか? 僕はその場しのぎで誓うと言い、実際は契約など無視するかもしれないぞ?」 「あなたは騎士としての誓いは決して破りません」 遥は間髪入れずに答えた。 アーチャーは、一瞬驚いた様に遥をまじまじと見つめ、親指を下顎に当てくつくつと笑い出した。 「成程。予知能力者に嘘は通じないか」 そう呟いたアーチャーは笑顔から一転、生真面目な顔を作り遥に問いただした。 「……遥。お前に戦を教えたのは何者だ?」 「え?」 「とぼけるな、俺を前にこの肝の据わり様。僕がお前と同じ13歳の時でさえ、これだけの受け答えができたかどうか。 お前、どこかで実戦を経験しているな?」 アーチャーの問いに遥は答えた。剣の達人で、凶暴で、自称一般社会不適合者と公言してはばからない変人、そして偏狭ながら苛烈な正義感の持ち主である『彼』、土方護の事を。 そして彼と共に歩み、戦いを教わり、見届けた日々を。 「中々興味深いな、そのサムライは。しかしお前に予知能力があり、サムライに指導者の才があったとしてもそう簡単に実戦の心構えが理解できる訳ないだろう。 最低でもお前がそいつを全面的に信頼する必要があるはずだ。何がお前をそうさせた?」 「それは…………その人は、私の未来の旦那様なんです」 「…………はあ? 何? それもお前の予知によるものなのか?」 「……はい」 遥は顔を真っ赤にして答えた。 「……私は、以前自分の予知から逃げた事があります。もしかしたら助けられたかもしれないのに」 遥は俯き、目尻に涙を浮かべて話し始めた。 その未来は自分の両親が殺害される未来。自分の家に戻った時、囚われていた二人が遥の目の前で殺される。 それを見た遥は、家から離れようとしたが、結局捕まってしまった。 「私はもう逃げたくない。やれることがあるのなら、その手段があるなら未来に向かって戦います。 何より護さんに負けないために、私の未来を覆せる護さんに釣り合うためにも、私が諦めたままでいる事なんてできないんです」 正面からアーチャーの瞳を見つめた遥の答えに対し、アーチャーは一瞬呆けたような顔をしたが、胸を反り、教会に響き渡るほど高笑いをした。 「面白い、面白いぞ遥! お前の戦に対する非現実な望みが、真坂婚姻などに繋がるとは! そいつは俺と違った意味でいかれてるぞ! 私も妻とは恋愛の末、結婚した! 恋愛は男女の真剣勝負と思えば、これもまた一つの戦の形といえるかもな! 良いだろう! お前がどこまで不殺などという主義を保ち続けられるか、共に戦う事で見届けてやる!」 アーチャーは両手を広げ、優美華麗にして熱意気迫に満ちた表情を遥に見せつけた。 遥はアーチャーが笑う姿を前にして、全身がまるで針が混ざった強烈な風で叩き付けられたかのような、痺れる感触を味わっていた。 これが闘気というものだろうか。武術の小手先程度をつまんだ遥でも、はっきりと感じ取れる程の圧迫感がアーチャーより発せられている。 「それは私の不殺主義に従ってくれるという事ですか?」 「ああ。だがな、サーヴァントはこの世の影法師。ゆえにお前の不殺の誓いとは別と考えてもらおう。しかしマスターはお前の指示に従い、よほどのことが無ければ殺さないさ」 「有難うございます。私のわがままを聞いて頂いて」 「ふん、わがままなど、およそマスターらしくない台詞だ」 この当りが限界かもしれない。遥は内心でほっと一息ついた。 なぜ、長々と自分の事情まで説明して意思疎通を図ったか。それは遥が見た未来による。 令呪を使って強引に命令したとしたら、どこかで指示を無視し勝手な行動にでる。即座にではなくても、いずれ価値観の違いが相互不信を生み、やはり殺戮に走る。そんな未来が見えた。 だからこそ、戦争が始まる前に説得で、遥の主義をある程度理解してもらい、歩み寄ってもらう必要があったのだ。 「では、行きましょう。この聖杯戦争に戦いを挑むために」 教会の出口に向かう遥に対し、アーチャーは「待て」と呼び止めた。 「戦争を始める前に、お前に一つサーヴァントとして望みがある。そんな他人行儀な態度を止めて、私の主君として振る舞え。 所詮我が身はサーヴァント。マスターの盾となり、剣となるものだ。俺を従えるからには、それなりの器量を示してもらわなければな」 遥は振り向いてアーチャーを見返し、深く一呼吸して精彩に富み、かつ緊張感が入り混じった表情を作り、アーチャーに掌を向けた。 「……では命じます。アーチャー、私の願い、全員が生き残るという勝利を叶えるために戦ってください」 その声でアーチャーは穏やかな笑みを浮かべ頷き、片膝をついて首を垂れた。 「Yes,Your Majesty. 我が君、遠山遥よ。エドワード・オブ・ウッドストックの名に誓い、貴方に勝利を捧げよう」 エドワード・オブ・ウッドストック。後世の通称は『エドワード黒太子』。 イングランドとフランスの『百年戦争』の発端を作ったエドワード三世の嫡子にして、敵国の王を捕虜にするなど幾多もの功績を上げた戦争の天才。 騎士や騎士道が形骸化しかけた時代で『騎士道精神の体現者』と称えられながらも、虐殺に手を染め、占領地で放蕩生活を続けた男。 その本性は戦争と決闘と勝利のみを追い求めた『戦鬼』。 二人をステンドグラスを通した光が照らす。 まるでいつか遥が予知で見た、結婚式の風景の様に。 これもまた別の形の『死が二人を分かつまで』の誓いであった。 【CLASS】 アーチャー 【真名】 エドワード・オブ・ウッドストック(エドワード黒太子) 【出典】 史実 【マスター】 遠山遥 【性別】 男性 【身長・体重】 176cm・65kg 【属性】 秩序・悪 【ステータス】 筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具B 【クラス別能力】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 単独行動:A マスター不在でも行動できる。 ただし、宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合は、マスターのバックアップが必要。 【固有スキル】 カリスマ:C- 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 一軍の将として、また一国の王子としては十分以上の器量と言えるが、その苛烈な振る舞いは、時に他者からの過剰な敵意を招く事になる。 軍略:C+ 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 手段を択ばぬ奇襲攻撃や無慈悲な殲滅戦に優れる。 プリンス・オブ・ウェールズの羽根:EX 現代まで受け継がれているウェールズの象徴。その原型。 『私は仕える(Ich dien)』のモットーにより、マスターの命に従う限り、通常以上に増幅された魔力が供給される。 また、マスターの元で『Ich dien』の宣言をし、身を改めて仕えるという儀式を行う事で、状態を初期化してデバフ、状態異常や契約、魔術、呪いを解除する。 【宝具】 『覇道を進む平和の紋章(アージェント・フェザーズ)』 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 普段はロングソードの形をとり、柄頭に『黒太子のルビー』と呼ばれるスピネルが填め込まれている。 真名解放により柄は腕輪に、刀身は300枚の銀の羽に変化し宙に舞い、号令により砲弾の如く敵に襲い掛かり、意図したタイミングで爆破可能。 自在に操作できるため、ある地点に這う様に設置して罠としても活用できる。 羽一枚一枚の爆発は戦車砲並の破壊力を持ち、さらにこの爆破は『不壊』の概念が込められている『黒太子のルビー』の効果により、羽が破壊されず連発できる『壊れた幻想』。 そのため威力に対し、使用する魔力は全ての羽を含めても宝具Eランク相当と驚くほど少ない。 また、応用として剣の状態のまま、斬撃が命中した瞬間に爆破したり、振り抜いた時、爆風を扇状に広げ敵陣を蹂躙する事も可能。疑似的な魔力放出といえる。 クレシーの戦いで大砲をヨーロッパの戦争では初めて野戦に使用、ポワティエの戦いで長弓兵を巧みに用いて勝利した史実と、彼が所有した『黒太子のルビー』。 そして彼の紋章『平和のシールド』が融合した宝具。 『思い邪なる者に災いあれ(オーダー・オブ・ガーター)』 ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1~20 最大補足:50人 『黒太子』の異名の由来になった、その身に纏う黒い鎧。 自身に向けられた“敵意”“悪意”を吸収して己の魔力に変換する。 殺意や憎悪、果ては呪詛や怨念に至るまで、レンジ内におけるセイバーに対する“悪意”は等しくセイバーの糧となる。 結果として精神干渉への防御ともなっている。ただし『友好』『誘惑』といった“好意”に対しては無効。 更に真名開放と共に鎧とセットになる『戦いの盾(シールド・オブ・ウォー)』が出現し、彼が指揮できるガーター騎士団13名の加護により狂化:A並のステータスアップが為される。 『王を射抜く平和の紋章(シールド・フォー・ピース)』 ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:3人 『覇道を進む平和の紋章』で変化した羽を、巨大な3枚の羽に集合形成し電磁投射砲のごとき勢いで放つ奥の手。 補足人数は減ったが羽が密集、融合している分破壊力、爆破の威力は桁外れに向上している。 さらに、対王特攻効果あり。 【Weapon】 無銘・騎乗槍(ランス) 『覇道を進む平和の紋章』 『思い邪なる者に災いあれ』 【特徴】 金髪碧眼の美形で中背の少年。目の鋭さと瞳に込められた熱が旺盛な生命力を主張している。 長ズボンに革靴、白いシャツの様な上着に黒いマントを羽織っている。腰には宝具を佩いている。 【解説】 百年戦争の発端を作ったイングランド王、エドワード三世の嫡子『プリンス・オブ・ウェールズ』。 黒い鎧を身に付けていたことから、通称エドワード黒太子と呼ばれる。 16歳で初陣を飾り、クレシーの戦いやポワティエの戦いを始めとした、百年戦争前期における主要な戦争殆どに参加し、その全てで勝利した戦争の天才。 ポワティエの戦いでは捕虜にしたフランス王ジャン2世に対し、臣従の礼をもって遇したことから『中世騎士の鑑』とも言われる。 その一方でリモージュ包囲戦での民間人虐殺や占領地での放蕩生活など無慈悲な一面も多々あった。 最後はスペイン遠征の際に黒死病に罹患し、帰国するも父王よりも早く逝去。享年45歳。 騎士道に基づき騎士として振る舞う事を旨とするが、必要とあらば虐殺も躊躇わず、戦場では神の祈りや騎士道など利用できなければ意味がないと嘲笑う。 戦争では勝利に執着し、奇襲や謀略も用いるが結果としての勝利ではなく、戦いでの勝利にこだわる。 合理的な現実主義者でありながら観念主義者であるという矛盾した性格の持ち主。その矛盾は自嘲という形で現れる。 今回の聖杯戦争では、マスターとの相性により16歳の初陣当時の姿で現界した。 その影響で壮年期の記憶に実感が薄く、一人称が「僕」「俺」「私」とその場の流れで変わる。 かなり低燃費のサーヴァントで、魔力供給は一般人の遥でも問題は無い。 三度の飯より戦好きであるが、それはそれ。パーティーや旨い料理、酒も大好き。金銭感覚は禁治産者レベル。享楽的で魔力より金がかかるタイプである。 流石に戦争中には料理など関係なく、敵と戦う事に高揚を覚え、勝利に最大の価値を見出す戦鬼である。 【サーヴァントとしての願い】 『聖杯戦争』で望むのは、闘争と勝利。 『聖杯』に望むのは、アーサー王、ジャンヌ・ダルクと互いに軍を率いての戦争。 【マスター】 遠山遥@死が二人を分かつまで 【能力・技能】 予知能力 的中率9割を超える本物の予知能力。 正確には高度な予測能力と呼ぶべきで、同程度の可能性なら複数の未来が見えるし、外れる事もある。 特にサーヴァントの様な超人相手だと、遥の感覚では生存可能性を取り合い瞬時の判断で予知を覆す行動を起こすため、刻々と目まぐるしく未来が変化し、精度も下がる。 また、遥の視覚に影響されるので、透明人間など遥に見えない相手だと予知が狂う。 トレッキング 数か月山歩きをしていたので、意外と足が速くスタミナもある。 身のあたり 武術の師匠から唯一教わった肩からの当身。まともに当たれば大人一人弾き飛ばす威力がある。 指揮能力 予知能力を用いて、適切な場所に適切なタイミングで適切な戦力を投入できる。 【人物背景】 平凡な両親から何の因果か、超能力をその身に宿してしまった少女。 幼い頃から自分の予知能力を自覚しており、交通事故を防いだり、高額の宝くじを連続で当てたりしていた。 そんな彼女が常に見えるのは、血まみれで刀を持った男の姿。 始めは恐怖で目をそらしていたが、だんだんと目が慣れてゆくと、その男は誰かを守ろうとしている事が分かってきた。 予知能力という簡単に大金を産み出し、あわよくば世界情勢まで動かせる能力を持つ彼女を表社会の企業や裏社会の連中がほおっておくわけが無く、とある帰宅途中、両親が殺害される未来を予知し、途中で引き返そうとするがヤクザ連中にさらわれてしまう。 だが、一瞬のスキを突き、予知で見た男に助けを求める。 その男は土方護。予知で誰かを守ろうとしていた剣士。遠い未来の僅かな可能性、大人になった自分と、教会で結婚式を挙げる姿を見た将来の伴侶。 二人合わせて6億ドルという莫大な賞金を懸けられると予知していても、世界中の傭兵、軍人、賞金稼ぎから護しか自分を守れないと確信し、彼と「死が二人を分かつまで」の契約を結び、互いに立ち向かうようになる。 性格は周りが自分を保護する大人連中の為、おとなしく振る舞っているが本来はかなりお転婆で、こうと決めたら頑として貫く意志の強さがある。 戦いの途中では予知が狂い、覆されるとパニックに陥り、自己嫌悪に陥る事もしばしばだったが、戦場での経験や傭兵、超人達の影響で状況から目をそらさず強く自分の意志を表に出すようになった。 犯罪被害者を母体としたヴィジランテグループ「エレメンツ・ネットワーク」に正式に所属してからは、予知能力を生かし指揮官の才を開花させつつある。 この遥は最終回後、護が数年後結婚を申し出てくるまでの間である。 【ロール】 高校生。 億単位の貯金がある。 【マスターとしての願い】 誰も殺さず、殺されずに聖杯戦争を終わらせる。 そして、何より元の世界に戻る。
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オリジナルスタンド図鑑No.2131~2140 ■ No.2141 【案師】 ID mAQZLcAO 「自分に優しくしてあげよう」 【絵師】 ID dtegyEAO 【スタンド名】 チップ・ティアーズ 【本体】 愛人を寝盗られた女 【タイプ】 中立型 【特徴】 ポーチ 【能力】 対象の大切にしているものを奪う能力 旧愛人は既にソレを大切にしているものが居なくなってしまったので取り戻せなかった 破壊力-なし スピード-なし 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-A 成長性-A 【能力射程】 A ■ No.2142 【案師】 ID 0Dlw9MDO 【絵師】 ID dtegyEAO 【スタンド名】 Eternity for which you hope (君が望む永遠) 【本体】 パジャマ姿の女の子。 未知の病を患い、生まれたときから病院暮らし 病院から脱走を試みている 【タイプ】 遠隔操作型 【特徴】 僧侶のような服装をしている小鳥型スタンド。尾が長い 【能力】 本体の名前を呼ぶ声の下へ瞬間移動する 例えば、電話で名前を呼ばれれば呼んだ人間の下へ本体ごと瞬間移動できる スタンド発現中は名前を呼ばれれば否応無しに瞬間移動してしまう スタンドだけ瞬間移動させることも可能 破壊力-D スピード-A 射程距離-A 持続力-B 精密動作性-B 成長性-C ■ No.2143 【案師】 ID mWb5RBQ0 【絵師】 ID p0.KMHs0 【絵師】 ID 9QbdUAAO 【絵師】 ID rWZeN1gE0 【スタンド名】 マイ・ダーリン・クレメンタイン (いとしのクレメンタイン) 【本体】 妖艶な雰囲気を漂わせる女子高生。とても美しい黒髪をもつ 表情があまり変わらないクールな良家のお嬢様だが、 岸部露伴の大ファンで、漫画家志望と言う裏の顔を持つ 【タイプ】 近距離型 【特徴】 全長2mほどのおぞましくも白く美しい狐。九本もの尾を持つ 【能力】 口から白い炎を吐き、炎に焼かれた物を「消す」能力 「消す」と言っても、アクセンスターのように跡形もなく消えるわけではなく、 言うなれば『消しゴム』で消したような感じで跡が残る。 そのため、器用に使えば身体から傷だけを消したりもできる。 白い炎は、少しだけ熱い程度であり、あまり攻撃には向かない。 また、燃え跡である『消しカス』を拾って、 手の上で伸ばせば粘着性を持ったシールのような『練り消し』を作ることもでき、 それを相手に貼り付ければ消したものを定着させることもできる。 破壊力-E スピード-A 射程距離-E 持続力-D 精密動作性-A 成長性-C ■ No.2144 【案師】 ID 3GgySUQ0 【絵師】 ID c6Wuj9.o 【スタンド名】 ストレッチ・アーム・ストロング 【本体】 事故で片腕を失った青年 【タイプ】 物質同化型 【特徴】 右腕だけのスタンド 【能力】 失われた本体の腕となるスタンド 他にも本体が触った者の右腕をそっくりそのままコピーする事も出来る コピーした者の技術も右腕で行える範囲までコピー出来、 スタンド能力も殴る事で発動するものならば能力も使えるようになる。 破壊力-C スピード-C 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-C 成長性-A ■ No.2145 【案師】 ID i5Hw7zk0 【絵師】 ID HcqFQNo0 【スタンド名】 ロスト・イン・スペース 【本体】 自称、アルタイル星雲第六宇宙観測隊より地球観測、並びに征服の為にやってきたが 空間歪曲ワープによるトラブルで地球におきざりにされた宇宙人。美女だが電波っぽい 【タイプ】 近距離型 【特徴】 宇宙服の様なフルフェイスのヘルメットを被った人型。 小柄で本体の周りに浮いている 【能力】 本体が『穴』だと認識した物と宇宙空間を繋げる マンホールやドーナツの穴等、本体が穴だと認識した物を宇宙空間の入り口へと繋げる。 宇宙空間はどこに繋がるのかは本体にすらわかっていない 破壊力-C スピード-A 射程距離-D 持続力-B 精密動作性-D 成長性-C ■ No.2146 【案師】 ID 7SybRKUo 【絵師】 ID dtegyEAO 【絵師】 ID N8cgbVh80 【スタンド名】 ラウドロック 【本体】 『ヴァルチャー』本部アジトの門番。組織に入る前はバンドをやっていた。 組織の長に惚れて入会を決意した。忠誠心が強い二十代前半の男。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 赤と黒と黄の縞々模様がある人型。やたらと毒々しい。 【能力】 打撃のパワーを地面や壁に伝播させて攻撃する。 15m程度離れた場所にまで有効である。 破壊力-A スピード-B 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-C 成長性-B 【能力射程】 C ■ No.2147 【案師】 ID pgg6Xfo0 【絵師】 ID Mz8VTEDO 【スタンド名】 グレイト・ダイジェスト 【本体】 『アンカー』のメンバー。 赤い革ジャンに派手なサングラス、アフロの鬘が戦闘服な大学生の男 【タイプ】 近距離型 【特徴】 本体とは対照的な蒼に染まった、鎧武者のようなスタンド。額には大きく裂けた口がある。 【能力】 殴った、あるいは額の口から発される怪音波を 聞かせた生物(任意で選択できる)の「リズム」を操る 脈拍や呼吸、運動のような肉体のリズムから、 生活リズムのような精神的・社会的なリズムまで操作できる 例えば、歩行のリズムを崩してフラつかせたり、相手の思考をブレさせたりといったコトも可能 聞かせ始めは微々たる影響しか与えられないが、時間が経つにつれて効果が大きくなっていく 同時にリズムを操れる生物の数は5匹まで、 6匹目に効果を及ぼすか本体が「あっぷりけ!」と発声するとそれまで操ったリズムが正常に戻る 当然、スタンドパワーが削られたり、 大きな動揺・苦痛を与えられた際にもリズムが元に戻ることがある 致死的なまでに肉体を狂わせたり、生物の行動を自在に操るには、 45分ほど怪音波を途切れなく浴びせ続けるか 至近距離で、拳によるラッシュをかける必要がある 音の効果範囲はスタンドを中心に半径30m50cm。 スタンドと一緒に耳をふさぐか障害物を盾にすれば回避可能 自由度は高いが即効性に欠け、 対人戦では牽制や攻撃のきっかけ作りに終始することが多い。聴力を持たない生物には無効。 破壊力-C スピード-A () 射程距離-E (音波の射程はB) 持続力-A 精密動作性-B 成長性-A ■ No.2148 【案師】 ID dilo7b20 【絵師】 ID Rp7ie0.0 【スタンド名】 ビッグ・ワンズ 【本体】 貫禄のある不良 飾らない人柄で人望が厚い 九州男児 【タイプ】 近距離型 【特徴】 さなぎを模したよろいで全身を包んだ逞しい人型 【能力】 スタンドを包むよろいを生み出す よろいの形成、修復にスタンドパワーの大半を使用しているため非常に強固 よろいへのダメージは本体へフィードバックしない よろいは壊れても修復可能 よろいを開放し、その分のスタンドパワーを貯めることで破壊力とスピードの上昇が可能 破壊力-B(A) スピード-C(B) 射程距離-E 持続力-B 精密動作性-C 成長性-A ■ No.2149 【案師】 ID g0BkOkEo 【絵師】 ID zXCovKEo 【スタンド名】 ピィポゥS # ! T (シット) 【本体】 割れて欠けたホッケーマスクを付けている 【タイプ】 装備型 【特徴】 細長い手斧に長い蟲の手足やら触角やらがうじゃうじゃと生えている 【能力】 斧と完全に一体化した装備型スタンド、一般人にも見えるし触れる。 訓練していない人間が普通に振るっても、“スタンド”なりの攻撃力を発揮する 本体の手を離れると、自動で本体の所に歩いて戻ってくる それと能力ではないが、生えてる蟲の手足が引っ掛かるので微妙に扱いづらくて避け辛い。 (単なる構造欠陥) 破壊力-A スピードB 射程距離-E(※1) 持続力A 精密動作性C 成長性B ※ 補足 1. 振って届く距離はおよそ80cm ■ No.2150 【案師】 ID 46RaMKk0 【絵師】 ID sNVL6wAO 【スタンド名】 ア・ホワイター・シェイド・オブ・ペイル 【本体】 『アンカー』構成員の女。 きれい好きが高じて『公園清掃(スクエア・クリーナー)』の異名を持つ 【タイプ】 近距離型 【特徴】 白い蝙蝠を八頭身の人型にした感じ ちょび髭が生えている 【能力】 スタンドが起こした空気の波を音波に変える能力 これを使うことで喉が潰れていても会話ができるし、 特定の周波数の音波を出すことで汚れを浮き出したりできる また、この能力の応用で音によるサブリミナル効果で 音を聞いたものを潔癖症にすることができる 破壊力-D スピード-B 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-A 成長性-C 【能力射程】 風の届く範囲 オリジナルスタンド図鑑No.2151~2160 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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星々だけが私たちの味方だった。 宵闇の向こう、遠くで響く銃声は、ポップコーンが弾ける音によく似ていた。 途切れていた意識が少しずつ視界に浮かび上がってくる。けれど、何故か紅く染まった視界は随分と暗い。夜って、こんな風に見えてくるものだっけ。 「 ── ぁ、ぅ」 どうしてか、呻く喉は砲煙に焼けていた。眼を擦ろうとして、持ち上がらない右腕を訝しむ。ならばと左腕に力を込めたけれど、やはり、動かない。 座り込む自分の身体に視線を遣った。 ── 初めてそこで、肩から先が無くなっていることに気がついた。自分の脚が、お腹から下が、どこかに消えていた。 人間というのは不思議なものだと思った。すっかり身体が無くなってしまったのに、すぐには驚いたり怖がったりしないのだ。脳が理解を拒む。あるいはきっと、拒み続ける。 「あ、あ ── あ」 なんのことはない。私の味方なんて、どこにも居やしなかったんだ。 『 ── おい! この子、まだ息がある、生きてるんだ ── ……… 』 『アドラー、こちらヘイロー8、こちらヘイロー8、要救助者1名を確認!』『トリアージレッド、トリアージレッド、至急後送の用意を! ヘリを回してくれ! 繰り返す ── 』 『メディック! メディック!!』『解ってるよ!!』『コッヘル、ケリー!』『ちゃんと押さえてろ、いま留める ── !!』 『くそッ脈拍低下!』『輸血はもうないのか!?』『喚くな! まだ助けられる!』『離れてろ! ショック用意 ── 3、2、1!』 ── 生きてる? 私が? 冗談じゃない。 手脚も身体も何もかも無くなって、何がどうして生きているものか。そんな風に生きるなんて、夢物語もいいところじゃないか。 ああそうだ。これは夢なんだろう。そうじゃなかったら辻褄が合わないのだ。身体がないのに生きているなんて、おかしいよ。 みんな夢なんだろう。きっと。目が覚めたら、日曜日になっている気がする。お母様の焼いたフレンチトーストとソーセージを、つめたいミルクと一緒に食べるんだ。 そしたら皆んなで一緒に出かけるって約束なの。ぴかぴかに磨いた車でドライブ。隣街にある大きな自然公園へ。池のほとりで、お母様の作ったサンドイッチを食べて。 お父様はキャッチボールが上手。けれど手加減してくれているの。私はあまり遠くまで球を投げられないし、下投げでなければミットから零れちゃう。 だから本当は日が暮れた後、帰り道の街境いにある映画館へ寄る方が楽しみだった。ショッピングモールの中にあった、さして大きくもない所だったけれど、そこのポップコーンは特別に思えた。 シナモンがたっぷりかかったハニーフレーバーのポップコーン。大好きだった。いちばん大きいサイズを頼むことにしていた。けれど毎回残してしまって、お母様とお父様にも食べてもらっていた。 その瞬間がきっといちばん幸福だった。その後お買い物をしたりレストランに行くことは大したことじゃなかった。また来週も、こんな幸せな一日が来るんだって、信じて疑わなかった。 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 「 ── 結局、この間の救出作戦、どうなったよ。」「どうもこうもねえ。輸送ヘリが1機、奴さんのRPGで落とされてからは泥沼さ。」「30分で終わる手筈だったのによ!」 「結局は空軍にまで協力要請。殲滅戦にシフトして、支援戦闘機のバンカーバスターで燻り出した。」「出てきたネズミ共はガンシップの機銃掃射で皆殺し、か。情けねえ話。」 「人質は?」「ほとんど死んだよ。みんな少年兵だった。ふざけてやがる。」「制服組のメンツも丸潰れ ── か。」「それでいて八つ当たり喰らうのは俺たちだ。やってられねえよ。」 「 ── でも、確か1人だけ、生き残ってた奴がいたっけな。」「聞いたぜ。女の子なんだろ?」「12歳だか13歳だか ── あんな子供に銃を持たせて、剰え戦わせるなんて。」 「能力者だって言うから無理もないが ── むごい話だ。 」「発見された時は瀕死もいいとこ、生きてるのが不思議なくらい。両腕、下半身、それに右目まで御陀仏だった。」 「 ……… それが本当なら、よく生きてたなぁ。」「だが、大規模な義体化は免れないだろうよ。」「あの年でか …… 。」 「そこまで若くて、しかも全身義体の能力者か。うちの軍でも、前例のないケースかもな。」「 ── 研究屋どもの下衆な笑いが眼に浮かぶぜ。くそったれ。」 「右眼球は完全に失明している。視神経から脳波をエミュレートしたがサケードが正常に機能しない。ニューロン内の伝達経路が傷ついたか?」 「20mm焼夷榴弾のエアバーストを右側頭部に貰った痕跡がある。火傷も激しいが、おおかたの原因は爆轟とソニックブームだろうな。酷いもんだ。」 「脳に損傷が見られないのは本当に奇跡的だよ。だが ── 頭蓋骨ごと三半規管もやられている。」「とりあえず右眼は、光学素子タイプにして様子見だな。」 「そして、ここからが本題だが ── 脳はそのままで良いとして、脊髄は6センチほど残して置換するのが最善だろう。多臓器不全の兆候も見られる。」 「血液を媒体にした能力なんだろう? なんとか残してやれないか。」「だったら骨髄なら培養もできるし、最近の自己構築型義体なら毛細血管まで再現できる。それでどうだ。」 「わかった。しかし、生身の部分は ── 」「あまり無理は言わんでくれよ。そも一般論でも、臓器の30%・肉体の55%を義体化した時点で歩留まりは効かんと言われてる。」「全身義体化しかあるまい。残せるのは、脳と脊髄と骨髄 ── 強いて言うなら、残った皮膚の一部、だろうな。」 重い瞼が開く。レンズが露光して、勝手に焦点を合わせる。信じられないくらい長い間、目を瞑っていたみたいに。けれど目やにが気になったりはしない。 目覚めれば、そこは知らない天井。窓から射す日がひどく眩しい。手をかざす。大きな掌、長い指。おかしいな。こんなに大きくなかった。それに、ここにある筈もなかった。 だったらこれは夢なんだろう。また瞼を閉じる。夢の中なんだから、泣いたっていいんだ。 「アリア中尉。」「本日付けで、陸軍701機械化試験小隊への転属を命じる。」 「ねえ。」 「顔の皮膚だけを遺しておく ── ってこと、できるかしら。」 「 …… 出来ない訳じゃ、ないが。然し、全身義体なんだろう?」「特段のメリットもないぞ。ナノマシンの効きも悪いし、自己再生の効率も悪くなる。」 「言っていいことかは知らんが、随分大きな火傷の跡があるじゃないか。どうせ骨格フレームでおおかた決まるし、頭蓋骨まで義体化するんだから、いっそ無くしてしまえばいいのに ── 。」 「いいの。 ── お願い。」 みんな、みんな、悪い夢。それなら、私の好きにしたって、許されるべきよ。 殺しましょう。殺されましょう。そうしたらきっと、いつか、醒めてくれる筈だから。 「 ── 愚かね。」「分かっているのでしょう?」 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 「 ── はッ、は、ッ、 ……… は、ぁッ。」 飛び起きる。シーツを払いのける。情事よりも荒い呼吸。ベッドサイドの時計を垣間見る。午前3時。汗なんて二度とかかない筈なのに、背筋にべっとりと嫌なものが張り付いている気がした。 よろよろと起き上がって、冷蔵庫を開いて、飲みさしのミネラルウォーターを一気に空ける。鏡も見ずに洗面台で顔を洗い、シャツの袖で拭う。吐き戻しそうになるのを必死で堪えた。 ベッドに戻る気力はないから、ソファに倒れこんで横になる。丸ごと部屋の一面を占める雨戸から、変わらない月明かりが差し込む。乳白色の優しい光に、身体が溶けていく。 ── 徐に寝返りを打った。髪の毛が絡むのも気にせずに、仰向けになった。寝る前にソファへ放ったままの、分厚いクリアファイルを手に取る。見知った天井を遮って、読んでいく。 藤色の髪をした少女の顔写真。その経歴。功績。淡々とした報告書。投薬量。機序。結果。肉体的な反応から吐瀉物の成分に至るまで。実験中の写真。苦しそうに悶える女の子の姿。 何十枚。何百枚。千枚に届くだろうか。読み切れないくらいに続いていた。 ── 情動が、沸き起こらぬ訳も、ないけれど。 けれどそれよりも納得が先に来た。忘れていた記憶。忘れたかった記憶。思い出せたのかもしれない。私たちは、似た者同士だ。 それでも、やはりこの部屋は、夢の中にある。彼女と過ごした時間も、また。 だから次こそは、目醒めの中にいなければならない。 それで全てが終わるとしたって。 ── いなければ、ならない、のに。 思い切りファイルを投げ捨てる。くるくる回って、ベッドの上に飛んで行った。それはスプリングを軋ませて、そして何度か跳ねて、どこか家具の隙間に落ちていった。 眠れなければいい。彼女もそうであればいい。呪うように願って、けれど届かないことを知っていた。 /アリアの過去に関して、でしょうか。そんなSSです